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米国市場は休場、手掛かり難で小動きか 
【オープニングコメント】
米国市場は休場、手掛かり難で小動きか 

6日の日経平均株価は小動きとなりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、2万2100円−2万2400円。
先週末3日の米国市場は独立記念日により休場で、手掛かり難から方向感に欠ける展開を予想する。週明けの米国株式の動きをみたいとして、手控えムードが広がりそうだ。
 
米国で新型コロナの感染拡大に歯止めがかからない状況にあるほか、日本国内でも東京都などで感染第2波の兆候がみられ、楽観的な見方は後退している。
一方、世界的な金融緩和の動きによって過剰流動性相場は維持されており、大きく下値を売り込まれる展開も想定しにくい。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=107円台の半ば(前週末3日終値は107円48−49銭)、ユーロ・円が1ユーロ=120円台の後半(同120円75−79銭)と小動き。大阪取引所のナイトセッションは、前週末3日終値比100円安の2万2180円だった。
また、熊本県の南部や鹿児島県の一部で、大雨により甚大な被害が発生したことから、防災関連の銘柄に投資家の関心が向かう場面も想定される。
 
日程面では、きょうは6月の輸入車販売など。海外では、5月のユーロ圏小売売上高、6月の米ISM非製造業景況感指数。
 
 
【好材料銘柄】
 
■暁飯島工業 <1997>
9-5月期(3Q累計)経常が41%増益で着地・3-5月期も25%増益。
 
■ケイティケイ <3035>
9-5月期(3Q累計)経常は10%増益・通期計画を超過。
 
■川口化学工業 <4361>
上期経常は2.7倍増益で上振れ着地、20年11月期業績を未定に変更。
 
■ヴィッツ <4440>
今期経常を一転3%増益に上方修正・最高益更新へ。交通事故リスクを情報統合化する「リスクポテンシャルシンセサイザ」と、可視化する「WARXSS RPV」の提供を開始。MaaS事業者、自動運転技術開発企業、製造業者向けに販売を展開する。
 
■メドレックス <4586>
貼付剤「CPN-101」「MRX-1OXT」を包含する欧州特許査定を受領。
 
■内田洋行 <8057>
今期配当を30円増額修正。
 
■日本BS放送 <9414>
9-5月期(3Q累計)経常は26%増益・通期計画を超過。
 
■アジアゲートホールディングス <1783>
不動産コンサルティング事業を開始する。
 
■ディー・エル・イー <3686>
東証が6日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
 
■HPCシステムズ <6597>
北海道大学大学院理学研究院が開発している化学反応経路自動探索プログラムと人工力誘起反応法を、スーパーコンピュータ「富岳」で採用されているプロセッサ「A64FX」へ実装し、大規模な化学反応経路自動探索の能力を向上させる可能性について共同研究を開始。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
6(月)
【国内】
《決算発表》
マニー、高島屋、ベルク、フジ、トーセイ、薬王堂HD
 
【海外】
米6月ISM非製造業指数(23:00)
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 
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