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続伸後も堅調な展開か
【オープニングコメント】
続伸後も堅調な展開か

28日の日経平均株価は、続伸後も堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万1300円−2万1700円。
昨日27日の強い地合いや、欧米主要市場の株価指数が上昇した動きを受け、投資家心理を一段と上向かせそうだ。買い優勢のスタートとなりそう。
国内で2020年度第2次補正予算案が閣議決定されたのも相場の支えとなるだろう。200日移動平均(2万1655円)を試す展開が想定されるが、直近の急ピッチな株高で過熱感もあり上値は重そうだ。
日経平均株価は25日移動平均線(27日時点で2万96円)とのかい離率が、前日のプラス6.3%から同6.6%に拡大。短期的な過熱感を示すとされる5%超えとなっている。
また、27日時点の東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は、前の日からはやや低下したとはいえ、131.52と「買われすぎ」の目安とされる130を上回る状況だ。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=107円台の半ば(27日終値は107円52−53銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=118円台の半ば(同117円89−93銭)と円安方向に振れている。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所終値比150円高の2万1640円だった。
 
日程面では、5月の月例経済報告、4月の建設機械出荷額など。海外では韓国中銀の政策金利発表、独CPI速報値、1〜3月の米実質GDP改定値、4月の米中古住宅販売仮契約、4月の米耐久財受注、週間の米新規失業保険申請件数など。
 
 
 
【好材料銘柄】
 
■日本ドライケミカル<1909>
前期経常は39%増で上振れ着地・4期ぶり最高益・1-3月期(4Q)経常は22%増益、今期業績は非開示。
 
■Shinwa Wise Holdings <2437>
現代アートグローバルプラットフォームを運営するTRiCERAと包括的業務提携。
 
■アゼアス<3161>
前期経常を45%上方修正。
 
■ディー・エル・イー<3686>
短編動画投稿プラットフォームアプリを運営するTrillerへの投資を目的とした海外子会社とファンドを設立。また、音楽のエンターテイメント分野などの企画・製作を手掛けるamidusの株式を取得し子会社化する。
 
■電通グループ<4324>
1-3月期(1Q)税引き前は黒字浮上で着地、20年12月期業績を未定に変更。
 
■わかもと製薬<4512>
今期経常は黒字浮上へ。
 
■日本エンタープライズ<4829>
エンブレース、MICINと組み、オンライン診療を即日開始できるセキュアなタブレット端末を提供開始。
 
■ピアラ<7044>
アイドルグループHKT48とNGT48を傘下に持つSprootと資本業務提携。
 
■ポート<7047>
前期経常は37%増で2期連続最高益・1-3月期(4Q)経常は36%増益、今期業績は非開示。
 
■エムアップホールディングス<3661>
VR映像配信サービス「VR MODE」のサービスを開始。また、芸能事務所セント・フォースとVR事業で協業する。
 
■ライドオンエクスプレスホールディングス<6082>
今期経常は23%増で2期連続最高益更新へ。
 
■AppBank<6177>
ビーコンやアプリツール「SWAMP」を提供する3bitterの株式を取得し子会社化する。
 
■テクノホライゾン・ホールディングス<6629>
画像処理業界向け産業用フレームグラバーの海外大手メーカーであるBifFlow社と正規代理店契約を締結。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
28(木)
【国内】
《決算発表》
大塚HD、東レ、日立建、ヒロセ電、丸井G、エア・ウォーター、ニコン、住友重、三谷商、メニコン、DMG森精、フジクラ、新電元、菱洋エレク、アイダ、保土谷、ヨロズ、PS三菱、TOWA、ニチリン、エイチワン
 
【海外】
米1-3月期GDP改定値(21:30)
米4月耐久財受注(21:30)
米4月NAR仮契約住宅販売指数(23:00)
《米決算発表》
コストコ・ホールセール、セールスフォース・ドットコム、ダラーツリー、ダラーゼネラル、ギャップ
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
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