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61円安と続落、米国株安で売り先行、一時上昇も買い続かず
東京株式(前引け)=61円安と続落、米国株安で売り先行、一時上昇も買い続かず

13日午前の日経平均株価は続落し、前引けは前日比61円62銭安の2万8168円99銭だった。
前日の米国株市場では景気減速懸念を背景にNYダウなど主要株指数が揃って値を下げており、東京株式市場でもこれを受けて朝方は安く始まった。その後は値ごろ感からの押し目買いが入り一時プラス圏に浮上、一時は130円あまり上昇する場面もあった。
 
世界経済の減速が懸念されるなか、きょうの上海株の下落を受けてリスク回避の姿勢がやや優勢だった。また、国際通貨基金(IMF)は12日改定の世界経済見通しで、2021年の実質成長率を5.9%と前回予測から0.1ポイント引き下げた。日本の成長率も2.4%と前回予測から0.4ポイント引き下げ、投資家心理に影を落とした。鉄鋼株や海運株など景気敏感株を中心に売りが出て、下げ幅は一時200円を超えた。
 
ただ、心理的な節目の2万8000円を割ると押し目買いが入って下げ渋った。
買いも続かず前場後半にかけて値を消し、結局マイナス圏で引けている。売買代金は1兆2000億円台と最近では低調な水準となった。
 
市場では「CTA(商品投資顧問)など短期筋が先物の買い戻しを進めた」との指摘が聞かれた。国内の経済活動再開への期待も根強いため個人投資家などの押し目買い意欲も強く、2万8000円を割り込んで一段と下値を探る展開にはなりにくいとの声は多い。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はいずれも続落した。
 
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆2707億円、売買高は5億8421万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1359と、全体の約6割を占めた。値上がりは715銘柄、変わらずは109銘柄だった。
 

 
業種別株価指数(33業種)は海運業、銀行業、鉄鋼などが下落。上昇は不動産業、金属製品、建設業、その他製品など。
 
個別では、日本郵船、商船三井など海運株が売られたほか、東京エレクトロンも売られた。ソフトバンクグループも冴えない。村田製作所、太陽誘電、スクリン、AGCなども売りが優勢だった。三光合成が急落、インターアクション、タマホームも大きく値を下げた。
 
半面、レーザーテックが売買代金トップで堅調、ファーストリテイリングも上昇した。SHIFTが商いを膨らませ大幅高。塩野義製薬もしっかり。サインポスト、フィル・カンパニーは急騰した。OKKの上げも目立つ。Jフロントや東宝が上昇。日揮HDやTOTOも高い。
 
 
東証2部株価指数は前日比48.20ポイント安の7648.30ポイントと続落した。
出来高は1億447万株。値上がり銘柄数は116、値下がり銘柄数は248となった。
 
個別では、朝日印刷、AIメカテック、中北製作所、ウインテストが年初来安値を更新。バイク王&カンパニー、アートスパークホールディングス、リミックスポイント、パス、玉井商船が売られた。
 
一方、倉庫精練、ニッチツ、光陽社がストップ高。コメ兵ホールディングス、川上塗料、ササクラ、シャルレなど6銘柄は年初来高値を更新。北日本紡績、東邦金属、寺岡製作所、オリジナル設計、東京ボード工業が買われた。
 
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