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値下がり優勢、個人投資家などの買い
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、個人投資家などの買い

 
東証グロース市場は、日経平均株価と東証株価指数(TOPIX)がともに史上最高値を更新するなど株式相場全体が強含むなか、投資余力が高まった個人投資家などの買いが新興株にも波及した。ただ、利益確定などの売りも目立ち、取引終了にかけては伸び悩んだ。
 
市場関係者は「過去の相場動向をみても東証プライム市場の大型株の上昇が先行して、その後に新興株に資金が向かうことが多かった」と指摘する。「国内外の政治や日米金融政策の不透明感はなお強いが、大型株が高値圏で推移する限り、相対的な出遅れ感が強い新興株には資金が向かいやすい」とみていた。
グロース250とグロースCoreも上昇した。東証グロース市場250指数は小幅に続伸した。終値は前日比0.89ポイント(0.14%)高の653.92だった。
 
グロース市場では、収益拡大期待や値動きの軽さからGENDAが急伸し、エレメンツやティムスが買われた。一方、カバーやセルシード、エヌピーシーは下落した。
値上がり銘柄数228、値下がり銘柄数308と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、アイズ、Recovery Internationalがストップ高。リグア、バリュークリエーションは一時ストップ高と値を飛ばした。ニッソウ、アールプランナー、ストレージ王、ユニフォームネクスト、ビリングシステムなど10銘柄は年初来高値を更新。海帆、GENDA、坪田ラボ、ROBOT PAYMENT、CS-Cが買われた。
 
 一方、PRISM BioLabが一時ストップ安と急落した。ENECHANGE、ナイル、JMC、アクアライン、オキサイドなど7銘柄は年初来安値を更新。メドレックス、PostPrime、セキュアヴェイル、プロパティデータバンク、ペルセウスプロテオミクスが売られた。
 
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