マザーズ指数は4日ぶり反落、売りが優勢
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【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は4日ぶり反落、売りが優勢 |
東証マザーズ指数は4営業日ぶりに反落した。終値は前日比23.34ポイント安い1100.00だった。インフレが加速して米長期金利が大きく上昇するとの懸念から、前日の米株式市場では成長期待が高い銘柄に売りが目立った。東京株式市場全般が売り先行となる中で、新興市場も前日まで3日続伸していた反動から利益確定売りが先行した。マザーズ市場には収益成長が期待できる銘柄が多いとされ、きょうは売りが優勢となった。
メルカリやフリーが下落した。一方、11日発表した9月の月次売上高が32%増となったF―ブレインは制限値幅の上限(ストップ高水準)で配分された。サーキュも上昇した。
値上がり銘柄数は91、値下がり銘柄数は291となった。
個別では海帆、ロコンド、日本ファルコム、WACUL、サイバートラストなど11銘柄が年初来安値を更新。ステラファーマ、ココナラ、HANATOUR JAPAN、MRT、Rettyが売られた。
一方、フーバーブレイン、リベロがストップ高。アクアラインは一時ストップ高と値を飛ばした。ピクスタ、ENECHANGE、エンバイオ・ホールディングス、ライトアップ、プロジェクトカンパニーは年初来高値を更新。サーキュレーション、ベガコーポレーション、グローバルウェイ、コアコンセプト・テクノロジー、ビートレンドが買われた。