日経ジャスダック平均は3日続伸、投資家心理改善
![]() |
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は3日続伸、投資家心理改善
|
日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前週末比8円70銭高い3324円10銭となった。前週末の米株式相場の上昇で東証1部の主力株で構成する日経平均株価が好調に推移、個人投資家のマインドも改善し、ジャスダック市場にも買いが波及した。
個別材料株を中心に個人の値幅取りの動きが散見された。業績絶好調のワークマンは台風関連としての切り口も注目を集めた。
ただ、新規の手掛かり材料に乏しいうえ、週後半に予定される欧州中央銀行(ECB)理事会の動向なども気掛かりとなって、積極的に上値を買い上がる雰囲気には至らず、狭い値幅でのじり高の展開にとどまった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で349億円、売買高は5167万株。値上がり銘柄数は339、値下がり銘柄数は226となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で349億円、売買高は5167万株。値上がり銘柄数は339、値下がり銘柄数は226となった。
個別では、ジーダットがストップ高。サンリンは一時ストップ高と値を飛ばした。夢真ホールディングス、日本サード・パーティ、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、ニックス、東洋合成工業など14銘柄は年初来高値を更新。アストマックス、バッファロー、コスモスイニシア、オートウェーブ、フルヤ金属が買われた。
一方、ラクオリア創薬がストップ安。綜研化学、日本フォームサービス、タカチホ、エムティジェネックスなど5銘柄は年初来安値を更新。サンオータス、ゼネラルパッカー、ジェイ・エスコムホールディングス、ASIAN STAR、文教堂グループホールディングスはが売られた。