兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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続伸後、もみ合い展開か
【オープニングコメント】
続伸後、もみ合い展開か
 
27日の日経平均株株価は続伸後、もみ合い展開か。
日経平均株株価の予想レンジは、2万7700円−2万8000円。
 
NYダウ平均は82ドル高の35144ドルで取引を終えた。FOMCの結果発表を前に様子見姿勢が強く、マイナス圏で推移する場面もあったが、中盤以降はプラス圏が定着し、終盤にかけて上げ幅を広げた。3指数そろって史上最高値を更新している。
米国株の上昇を好感した買いが入ると予想する。ただ、きのう26日は、中国当局による企業への規制強化懸念から上値の重い展開となっていた。引き続き、中国・上海総合指数や香港・ハンセン指数の動きを意識した展開が予想される。2万8000円近辺では上値が重くなるとみる。
しかし、米国株の基調が非常に強く、FOMCを無難に消化すれば上昇に弾みがつく可能性もあることを鑑みると、売りも仕掛けづらい。値幅はあまり期待できず、早い時間にこう着感は強まりそうだが、プラス圏で落ち着いた動きが続くことも考えられる。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の前半(26日は110円20−22銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の前半(同129円84−88銭)と円安方向にある。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、26日の大阪取引所清算値比120円高の2万7950円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■マクニカ・富士エレホールディングス <3132>
今期経常を25%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■ウィル <3241>
上期経常を一転48%増益に上方修正。
 
■栄研化学 <4549>
4-6月期(1Q)経常は2.6倍増益で着地。
 
■アイビー化粧品 <4918>
インドソケイの花の抽出物を有効成分とする「PDK1の活性化抑制剤」に関する特許査定を受領。また、東証が27日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。
 
■日本精線 <5659>
今期経常を20%上方修正・4期ぶり最高益、配当も40円増額。
 
■共立印刷 <7838>
上期経常を75%上方修正、通期も増額。
 
■ピー・シー・エー <9629>
4-6月期(1Q)経常は2.1倍増益で着地。また、9月30日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施する。
 
■クエスト <2332>
上期経常を17%上方修正、通期も増額。
 
■コーエーテクモホールディングス <3635>
上期経常を31%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■オンコリスバイオファーマ <4588>
新型コロナウイルス感染症治療薬「OBP-2011」のインド型および南アフリカ型変異コロナウイルスに対する効果を確認。
 
■ダイドーグループホールディングス <2590>
国内飲料事業の7月売上高は前年同月比11.6%増。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
27(火)
【国内】
40年国債入札
《決算発表》
信越化、シマノ、日清粉G、三菱自、キヤノンMJ、アマノ、松井証、コメリ、MARUWA、メルコ、帝国ホテル、積水樹、マクアケ、京阪神ビ、KOA、ゲンキードラ、カワチ薬品、未来工業、モーニングスタ、タツタ線、JFE−SI、杉本商、サイバトラスト
 
【海外】
FOMC(〜7/28)
米6月耐久財受注(21:30)
米5月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(22:00)
米7月消費者信頼感指数(23:00)
米5年国債入札
《米決算発表》
アルファベット、アップル、マイクロソフト、ビザ、ゼネラル・エレクトリック、スリーエム、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ、スターバックス
 
 


※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
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