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日銀のETF買い期待で小幅反発も勢いなく
東京株式(前引け)=日銀のETF買い期待で小幅反発も勢いなく
23日の日経平均株価は反発した。午前の終値は祝日前の前営業日比80円63銭高の1万6633円46銭だった。
取引開始直後に一時前営業日比280円強上昇した。外国為替市場での円安・ドル高進行や、日銀の株価指数連動型上場投資信託(ETF)購入への期待が相場を支えた。
前営業日の19日に日銀がETFの買い入れ額を約2000億に増額したのを背景に、23日午前の株価下落で日銀が同額のETFを買い入れるとみて、短期的な株価上昇を見込んだ買いが優勢になった。
 
その後は米株価指数先物の下落が重荷となり、急速に伸び悩んだ。
マイナス圏に沈んだ後には下げ幅を70円強に広げる場面もあり、新型コロナウイルスへの根強い警戒感を背景にした不安定な相場展開から抜け出せない状況が続いた。
 
23日未明に国際オリンピック委員会(IOC)が東京五輪について、延期を含めた検討に入ると発表したことが重荷となった。米国の経済対策について民主党が独自案を検討しているとの報道を受け、対策のとりまとめが難航するとの不透明感が増し、ダウ先物が一時900ドル超下落したのも上値を抑えた。
 
米国の大型経済対策の策定も、「政府と民主党の溝は深い」との報道もあり、先行きは不透明。日経平均は寄与度の大きい一部の値がさ株に押し上げられた一方、東証株価指数(TOPIX)は下落している。相場の地合いが固まったとは言えないのが現状だ。
 
市場では午前に年金などの買いが入り、相場を押し上げたとの声も聞かれた。新型コロナウイルスをめぐり「日本での感染者の増加数は低水準で、週明け以降は一部で外出自粛を解除する動きも見られる」との指摘もあり、投資家の過度なリスク回避姿勢の後退につながったようだ。
 
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆8345億円、売買高は12億4030万株だった。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反落した。
 
東証1部の値上がり銘柄数は876銘柄で全体の4割にとどまった。値下がりは1230銘柄、変わらずは60銘柄だった。
 
業種別株価指数(33業種)は医薬品、非鉄金属、保険業が上昇し、下落は空運業、小売業、精密機器など。
 
個別では、ソフトバンクグループが小幅ながら反発、武田薬品工業も強い動きをみせたほか、エーザイが買われた。東京エレクトロンも買いが優勢だった。ファナック、SOMPO、ファナック、住友鉱、三菱重も高い。インフォコム、大陽日酸が急伸、横河電機は値幅制限いっぱいに買われた。
 
半面、ANAHD、トヨタ自動車、マツダ、中部電が安く、ソニーも軟調。NTTドコモ、セブン&アイも売られた。花王、富士フイルムホールディングスなども値を下げた。栗田工業、アルフレッサ ホールディングスなどは一時ストップ安に売り込まれた。
 
東証2部株価指数は前営業日比36.85ポイント安の4780.39ポイントと3日続落した。
出来高2986万株。値上がり銘柄数は141、値下がり銘柄数は287となった。
 
個別では、ギグワークス、アイケイ、アップルインターナショナル、ユタカフーズ、クリヤマホールディングスなど52銘柄が昨年来安値を更新。コーア商事ホールディングス、日本アビオニクス、セキド、ウイルテック、日本インシュレーションが売られた。
 
一方、ミズホメディー、サンコーテクノ、中北製作所、パルステック工業、西菱電機が買われた。
 
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