日経ジャスダック平均は3日続伸、好材料銘柄買われる
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【市況】ジャスダック市場(前引け)=日経ジャスダック平均は3日続伸、好材料銘柄買われる
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日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前週末比11円37銭高い3906円83銭だった。取引時間中では一時2018年6月25日以来およそ1年半ぶりの高値となる場面があった。米中関係の修復期待を背景に日本株全体が堅調で、新興市場でも投資家心理の改善を映した買いが優勢だった。成長が期待できる銘柄への買いが続いたほか、決算を発表した銘柄への物色も目立った。ハイテク株が集まるナスダックが過去最高値を更新したことも個人投資家心理に寄与している。円相場が1ドル=110円台を窺う水準まで円安が進んでいることも個人投資家センチメントを改善している。
ジャスダック市場の売買代金は概算で403億円、売買高は4954万株だった。
値上がり銘柄数は367、値下がり銘柄数は250となった
個別では、倉元製作所、小倉クラッチ、トミタ電機が一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、シード平和、ドーン、カルラ、和弘食品など40銘柄は昨年来高値を更新。ブロッコリー、ソレキア、シンデン・ハイテックス、東洋合成工業、リバーエレテックが買われた。
一方、両毛システムズが一時ストップ安と急落した。地域新聞社、アルファグループは昨年来安値を更新。幸和製作所、愛光電気、旭化学工業、シグマ光機、アミファが売られた。