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NYダウ369ドル高、経済活動の再開で見通し改善
【市況】NYダウ369ドル高、経済活動の再開で見通し改善

20日のNYダウ工業株30種平均は前日比369ドル04セント高の2万4575ドル90セントと反発で終えた。米国で経済活動が徐々に再開され、米景気が回復に向かうとの期待が高まった。銀行や資本財など景気敏感株を中心に幅広い銘柄が買われた。
 
東部コネティカット州では20日、一定の条件下でレストランや小売店などが営業を再開した。米メディアによると、新型コロナによる経済活動の制限措置を緩和した最後の州となった。市場では経済再開の動きが全米50州に拡大したことが好感され、ダウは一時442ドル高まで値を伸ばした。
 
JPモルガン・チェースなど銀行株の上昇が目立ち、建機のキャタピラーなど資本財株も総じて買われた。アメリカン航空グループなど空輸株も買われ、テーマパークの閉鎖が続く映画・娯楽大手のウォルト・ディズニーも大幅高となった。
 
米連邦準備理事会(FRB)は20日午後、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(4月28〜29日開催分)を公表した。参加者らが追加の金融緩和を検討していたことがわかり、長期的に米株式相場を支えるとの見方につながった。
 
バイオ製薬の米イノビオ・ファーマシューティカルズが20日、マウスなどを使った新型コロナウイルスワクチンの実験で抗体や免疫反応が確認されたと学術雑誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に寄稿した。ワクチン開発への期待が再び強まり、投資家心理が改善した面もあった。
 
一方、米上院が中国企業の監視を強化する法案を可決したことを受け、ダウが上げ幅を削る場面もあった。法案は米国の監査基準を満たさない中国企業の上場を禁止する内容で、米中両国の対立激化への懸念を誘った。
 
セクター別では、エネルギーが大きく上昇。一方で、医薬品・バイオテクは下落した。
 
ナスダック総合株価指数は前日比190.67ポイント高の9375.78と約3カ月ぶりの高値で終えた。ネット通販事業を強化すると前日に発表したSNS(交流サイト)のフェイスブックが6%上昇し、上場来高値を更新。同社のほか、スマートフォンのアップルやネット通販のアマゾン・ドット・コムなど主力ハイテク株は軒並み買われた。インテルなど半導体株も軒並み上昇した。
 
 
NYダウ工業株30種(ドル)
24,575.90+369.04
S&P500種
2,971.61+48.67
ナスダック
9,375.776+190.672
NY金(ドル/トロイオンス)
1,752.10+6.50
NY原油(ドル/バレル)
33.43−0.06
円・ドル
107.53 - 107.54−0.12


 

【シカゴ日本株先物概況】


20日のシカゴ日経平均先物は反発した。
6月物は前日比340円高の2万0725円で引け、同限月物終値ベースで今年3月5日以来、約2カ月半ぶりの高値をつけた。20日の大取終値を175円上回った。
経済再開による景気回復への期待が広がり、日経平均先物は米株とともに買われた。
 
主要な米株価指数は軒並み上げ、ナスダック総合株価指数は約3カ月ぶりの高値で引けた。
4月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、連銀が追加緩和に前向きである方針が確認され、買い材料視された。
この日の6月物高値は2万0815円、安値は2万0340円。
 
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
20725 ( +175 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
20740 ( +190 )
( )は大阪取引所終値比






【欧州株式市場】

■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 6067.16(+64.93)
20日のFTSE100種総合株価指数は反発した。前日の終値に比べ64.93ポイント高の6067.16で引けた。
英国株は寄り付きからマイナス圏で推移していたイングランド銀行(英中央銀行)によるマイナス金利導入の思惑から早朝は銀行株に売りが広がり、FTSE100種総合株価指数も前日終値を下回る場面があった。一方、米国株の寄り付きの大幅高などを眺めてプラスに転じた。経済活動の再開などに期待感が広がっている。
米原油の在庫減少を手掛かりに原油先物相場が上昇し、採算の改善を期待した買いが石油株に入った。指数構成銘柄全体の約6割が上昇した。
 
個別銘柄では、大規模なリストラを発表した航空機エンジン大手ロールス・ロイスが2.3%高と堅調。信用リスク管理サービス会社エクスペリアンは7.4%高と値を飛ばした。原油高を背景に石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルがA株(2.7%高)、B株(2.2%高)ともに締まった。
半面、住宅大手テイラー・ウィンペイ(4.8%安)、同バークリー(同)など不動産株が軒並み下落率上位に名を連ねた。
 
 
 
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11223.71(+148.42)
20日のドイツ株式指数(DAX)は4日続伸した。終値は前日と比べて148.42ポイント(1.3%)高の11223.71と、3月6日以来およそ2カ月半ぶりの高値を付けた。
欧州での移動制限の緩和やドイツやフランスが提案した5000億ユーロのEU復興基金について、一部の国で財政規律の観点から反対の意見もあるようだ。動向を巡り、神経質な展開が続いていた、景気が下支えされるとの見方から買いが優勢だった。
 
 
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4496.98(+38.82)
 
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