マザーズ指数は続落、買い見送りムード
【市況】東証マザーズ市場(前引け)=マザーズ指数は続落、買い見送りムード
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前週末のNYダウなどの主要株価指数は反落した。米国とイランの関係緊迫化が引き続き警戒され、マザーズ市場は、中東情勢の緊迫化など外部環境の不透明感を背景に買い見送りムードが強まっている。
為替が1ドル=107円台前半と円高基調にあることも個人投資家のマインドを委縮させている。
一方、マザーズ指数は前週末の下げがきつかったため、マザーズ銘柄や先物には反発を期待した買いも入っている。
先週、新規上場したSansanなどには個人投資家の資金が向かっており中小型株の循環物色の動きも見られ、マザーズ指数は底堅く推移している。
ブランドTは上場2日目の24日午前、公開価格の2.8倍となる4825円で初値を付けた。
その後は売り買いが交錯し、前引けは初値を8%下回った。
上場した21日は買い注文が殺到し、売買が成立しなかった。
値上がり銘柄数は97、値下がり銘柄数は179となった。
個別では、フィット、スマレジ、バルテス、GameWith、エードットなど7銘柄が年初来安値を更新した。ピアズ、チームスピリット、リーガル不動産、イーエムネットジャパン、ラクスルが売られた。
一方、キャンディル、イオレ、ユーザーローカル、そーせいグループが年初来高値を更新した。みらいワークス、フレアス、ポート、ピアラ、エンバイオ・ホールディングスが買われた。