兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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弱含みの展開か
【オープニングコメント】
弱含みの展開か
 

14日の日経平均株価は、弱含みの展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万3400円−2万3700円。
きのう13日の日経平均株価は、買い先行後、伸び悩み商状となっていたことや、現地13日の米国株式が5日ぶりに反落したこともあり、売り優勢のスタートとなりそう。
NYダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比157ドル安の2万8679ドルで終えた。米日用品・製薬大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が新型コロナウイルスワクチンの臨床試験を一時中断、米製薬大手イーライ・リリーも新型コロナの抗体薬の治験を中断したと伝わった。ワクチンや治療薬の開発を巡る後ろ向きの材料が重なったことで投資家心理を冷やしており、東京株式市場でも引き継がれる可能性があるだろう。
手掛かり材料難のなか、今後本格化する日米企業の決算発表や、米大統領選の動向を横にらみに足もとで買いポジションを積極的に高める動きは期待しにくい状況にあり、模様眺めムードが広がりそうだ。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の半ば(13日終値は105円47−49銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=123円台の後半(同124円25−29銭)と円高方向に振れている。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所終値比75円安の2万3515円だった。
 
日程面では、きょうは8月の鉱工業生産指数確報値など。海外では8月のユーロ圏鉱工業生産、9月の米卸売物価指数など。
 
 
【好材料銘柄】 
 
■インターライフホールディングス<1418>
上期経常は5.7倍増益・通期計画を超過。
 
■ハピネス・アンド・ディ<3174>
前期経常が上振れ着地・今期は3.4倍増益、2円増配へ。
 
■東武住販<3297>
6-8月期(1Q)経常は2.2倍増益で着地。
 
■PR TIMES<3922>
上期経常は一転83%増益で上振れ着地。
 
■ダイト<4577>
6-8月期(1Q)経常は41%増益で着地。
 
■ダントーホールディングス<5337>
米KalokoResidentialParkと資本提携し、ハワイの大規模住宅開発に参画する。
 
■古野電気<6814>
今期経常を一転30%増益に上方修正。
 
■サノヤスホールディングス<7022>
21年3月期第3四半期に投資有価証券売却益36.3億円を特別利益に計上する。
 
■コーユーレンティア<7081>
今期経常を17%上方修正。
 
■ジェイリース<7187>
上期経常を一転4.5倍増益に上方修正、通期も増額。
 
■レカム<3323>
旅行大手JTBの子会社JTB商事とウイルス除菌装置「ReSPR」の販売で業務提携。
 
■メディアドゥ<3678>
今期経常を40%上方修正・最高益予想を上乗せ、未定だった配当は7.5円増配。出版業界のDX支援を展開する米ファイヤーブランド・グループの全株式を取得し子会社化することで基本合意。また、マンガアプリ開発を手掛けるNagisaの株式を取得し子会社化する。
 
■ケイブ<3760>
6-8月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
 
■メディアリンクス<6659>
東証が14日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
 
■ライトオン<7445>
今期最終は黒字浮上、2期ぶり10円で復配へ。
 
■東宝<9602>
今期経常を41%上方修正。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
14(水)
【国内】
《決算発表》
ABCマート、いちご、クリレスHD、サイゼリヤ、S Foods、コメダ、USENNEXT、IDOM、リンガハット、歌舞伎、UUUM、ロコンド、キャンドゥ、SFP、トランザクショ、ティアンドエス、大庄、エコス、リックソフト、ザイマックス、インタファクトリ、農総研、ノダ、シンメンテHD、識学、関通、ALiNK、247、エムビーエス、AHCG、クックビズ
 
【海外】
米9月生産者物価指数(21:30)
《米決算発表》
バンク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴ、ユナイテッドヘルス・グループ
 


※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
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