来週も堅調展開か。
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来週も堅調展開か。 |
また、マザーズ指数は5日続伸で連日の年初来高値を更新するなど、中小型株の一角は引き続き強い値動きをみせるなど物色意欲の強さが窺えた。
今週は大幅高となった。日経平均株価は週初から買い戻しが入って水準を大きく切り上げると、その後もトランプ米大統領の早期退院などを材料に上昇が続いた。
米国株の急伸や円安進行も追い風となった。一時2万3700円台まで上昇。節目の2万3500円を大きく上回り、先高期待が高まった。
高値更新基調が続くマザーズ指数は1300ポイントを突破した。日経平均は週間では約589円の上昇となり、週足では4週ぶりに陽線を形成した。
来週も堅調展開か。日本は6-8月期の決算発表が本格化し、米国でも金融株を中心に7-9月期の決算発表が出始める。
ドル円も円安気味に推移する中、リスク選好ムードの強い地合いが続くだろう。米国では15日に2回目の大統領候補者による討論会が予定されている。オンラインであればトランプ氏は参加しないと表明しており、米選挙動向に振り回される状況は続く。
海外の不透明要素が強まれば、足元のモメンタムが強い新興市場が資金の受け皿になる可能性が高い。悪材料には一定の耐性を示し、好材料には素直に反応することで、上昇基調が強まると予想する。
■上値・下値テクニカル・ポイント(9日現在)
24683.12 ボリンジャー:+2σ(26週)
24421.17 ボリンジャー:+3σ(13週)
23932.23 ボリンジャー:+2σ(13週)
23864.33 ボリンジャー:+3σ(25日)
23688.28 ボリンジャー:+2σ(25日)
23619.69 ★日経平均株価9日終値
23512.22 ボリンジャー:+1σ(25日)
23443.30 ボリンジャー:+1σ(13週)
23410.89 6日移動平均線
23388.20 ボリンジャー:+1σ(26週)
23338.50 均衡表転換線(日足)
23336.17 25日移動平均線
23302.15 均衡表基準線(日足)
23289.36 新値三本足陰転値
23160.11 ボリンジャー:-1σ(25日)
23111.33 均衡表転換線(週足)
22984.06 ボリンジャー:-2σ(25日)
22954.36 13週移動平均線
22900.17 75日移動平均線
22808.00 ボリンジャー:-3σ(25日)
ローソク足は陰線を引いたが、3月のコロナ暴落後の最高値となる23725.58円まで上ヒゲを伸ばして連日のレンジ上方拡張となったほか、5日線や25日線の上向きキープもあり、本日の小幅下落は上昇トレンド中の短期調整と位置付けられよう。
一目均衡表では3役好転後の強気形状を維持。ボリンジャーバンド(25日ベース)では+2σ直下で大引けを迎えており、来週の上値追いトレンド継続が期待できそう。