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傷に塩
「 傷に塩」
日銀の黒田総裁の続投方向。
再任され6年以上総裁の座を維持したのは7人。
最後は1964年の山際正道氏だったから半世紀ぶりになる。
最長任期は1946年〜54年の8年半の一万田尚登氏。
「日銀の法王」とも呼ばれた。
もっとも当時はGHQの統治下だから歴史の彼方だ。
年齢的には1998年就任の速水優総裁が72歳だった。
黒田氏は73歳だから最高齢。
「人生100年時代の希望の星」という声も聞こえる。
以下は黒田総裁の市場変化(2013年3月19日〜先週末時点)。

●日経平均:12468円→212382円(△71.5%)。
●ドル円:95.47円→109.15円(12.5%円安)。
●長期金利:0.595%→0.070%(0.525%上昇)。
物価目標の2%は全く達成されていない。

面白い指摘。
「大部分の人の見解。
経済のファンダメンタルズがしっかりしているので市場は大丈夫。
しかしマクロ良好→市場上昇ではなく、大抵は市場良好→マクロ良好。
実体経済が大丈夫『だった』は過去の話に過ぎない。
これはバックミラーを見て運転するようなもの。
マーケットに怪しい兆しが見えたらマクロも注意というのが鉄則だ」。
投資用語の「デッドキャットバウンス」。
株価が大幅下落後の一時的な小幅回復の意味。
「高いところから落とせば、死んだ猫でも跳ね返り」に由来するウォール街の言葉。
大幅下落後又は大幅下落が続いている時の小幅回復を指すという。
「急落の後の反転急騰なんて実は滅多にない」。
言われればそうなのだが・・・。
ビクついた真理に漬け込むような論理は傷に塩を付けるようなものになる。


(櫻井)。