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値上がり優勢、自律反発狙いの買い
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、自律反発狙いの買い

 
東証グロース市場は決算を好感した銘柄を物色する動きが目立った。前日の米国株式市場でハイテク株中心のナスダック総合指数が反発したことも投資家心理を好転させた。
このところ安い水準での推移が続いていたため、きょうは自律反発狙いの買いが優勢だった。カバーやアドベンチャなど好材料が出た銘柄への買いも指数を押し上げる要因となった。
日経平均株価は年初に比べ1割ほど上昇している一方、東証グロース市場250指数は7%ほど安い水準にある。市場では「新興企業の2024年3月期(前期)決算への期待値は高くなかった。出遅れていたこともあって、好調な業績見通しを示した銘柄には資金が向かいやすかった」との声が聞かれた。 
グロースCoreは上昇。東証グロース市場250指数は続伸した。終値は前日比8.66ポイント(1.33%)高の659.26だった。
グロース市場ではジーエヌアイやウェルスナビが上昇した。一方、JTOWERや売れるネットは下落した。
値上がり銘柄数356、値下がり銘柄数170と、値上がりが優勢だった。
 
個別ではcoly、網屋、アドベンチャー、コンヴァノがストップ高。トラストホールディングス、みらいワークスは一時ストップ高と値を飛ばした。ASJ、フーバーブレイン、パワーソリューションズなど6銘柄は年初来高値を更新。カバー、カオナビ、STG、クリングルファーマ、アイビスが買われた。
 
一方、イオレ、スタジオアタオ、クラウドワークス、アイリッジ、トヨクモなど17銘柄が年初来安値を更新。JTOWER、AI inside、売れるネット広告社、ピクスタ、リネットジャパングループが売られた。
 
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