日経ジャスダック平均は4日ぶり反落、利益確定売り
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【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は4日ぶり反落、利益確定売り
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日経ジャスダック平均株価は4営業日ぶりに反落した。終値は前日比9円40銭安い3975円34銭だった。軟調な展開となった米株市場を嫌気してジャスダック平均は反落してスタート、寄り付き直後から下げ幅を拡げた。その後は下げ渋ったが、買い戻しは続かず終日マイナス圏での推移となった。3DMやハーモニックが下落した。半面、川崎地質や出前館は上昇した。
大きな取引材料はなかったが、「11日まで続伸したことで利益確定売りが出やすかった」という。ただ、外部環境睨みの相場展開を強いられ、値がさ株や時価総額の大きい東証1部主力株が下落するなか、内需系銘柄が混在するジャスダック平均の下落率は相対的に軽微にとどまった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で408億円、売買高は6824万株だった。
値上がり銘柄数は200、値下がり銘柄数は365となった。
個別では、ルーデン・ホールディングス、ウチダエスコ、リプロセル、ハーモニック・ドライブ・システムズ、新コスモス電機など8銘柄が年初来安値を更新。スリー・ディー・マトリックス、ムラキ、壽屋、SEMITEC、ビジョナリーホールディングスが売られた。
一方、スーパーバリュー、川崎地質がストップ高。暁飯島工業、イボキン、フロイント産業、アンビスホールディングス、タンゴヤなど8銘柄は年初来高値を更新。メディアリンクス、ユークス、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、デイトナ、ソフトウェア・サービスが買われた。