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売り買い拮抗、好材料銘柄への買い
【市況】東証グロース(大引け)=売り買い拮抗、好材料銘柄への買い

 
東証グロース市場は、日銀が26日まで開いた金融政策決定会合で政策の現状維持を決めた。市場で警戒された国債の買い入れ減額は見送られ、買い安心感につながった。前日に下げた反動から自律反発狙いの買いも入った。QPS研究所やマクビープラなどの好材料銘柄への買いも目立った。
指数は午前に下げる場面もあった。日米の長期金利の上昇を受けてPER(株価収益率)が高い新興株の割高さが意識されやすかった。ただ、その後は日銀会合の結果を受けて国内の長期金利が上げ幅を縮小し、グロース市場銘柄は買いが優勢になった。
東証グロース市場250とグロースCoreも値を上げた。
 
東証グロース市場250指数の終値は前日比4.49ポイント(0.70%)高の644.61だった。
グロース市場ではカバーやデータセクが上昇した。一方、コージンBやリンカーズは下落した。
値上がり銘柄数255、値下がり銘柄数248と、売り買いが拮抗した。
 
個別では、トリプルアイズがストップ高。ノイルイミューン・バイオテックは一時ストップ高と値を飛ばした。JRC、リグアなど3銘柄は年初来高値を更新。データセクション、ソーシャルワイヤー、サイバートラスト、ジェイドグループ、INFORICHが買われた。
 
一方、アスカネット、ベースフード、ティーケーピー、アズーム、メディカルネットなど32銘柄が年初来安値を更新。コンヴァノ、pluszero、テックファームホールディングス、フィット、トランスジェニックが売られた。
 
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