良好な米経済指標の結果を受け、米ドル円は一時108.380円まで上昇。
【為替】良好な米経済指標の結果を受け、米ドル円は一時108.380円まで上昇。
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17日、欧米時間の外国為替市場において米ドル円は6月米小売売上高(予想:前月比0.2% 結果:前月比0.4%)や6月米製造業生産 (予想:前月比0.2% 結果:前月比0.4%)など米経済指標が事前の市場予想値を上回ったことなどを受けて一時108.380円まで上昇した。
その後はトランプ米大統領が「私が望めば中国製品に対して、更に3250億ドル相当の追加関税をかけることは可能だ」と述べたことや、パリのフランス銀行で開催された夕食会における講演で、パウエル米FRB議長が米利下げを示唆したことなどが報じられた。
更にシカゴ連銀のエバンス総裁は7月FOMCで0.5%の利下げを協議するなどのコメントをしており、これらの報道を受け米ドル円はやや伸び悩む格好となっている。
テクニカル的には米ドル円は一目均衡表の転換線(108.388円)付近で上値が抑えられており、同線がレジスタンスとなる可能性も考えられそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]