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164円高と続伸、NYダウ高を受け買い先行
【市況】東京株式(寄り付き)=164円高と続伸、NYダウ高を受け買い先行
【寄り付き概況】

 
9日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比164円80銭高の2万0758円15銭。前日のNYダウが前日比371ドル高と大幅反発した。中国の貿易統計が好調だったことなどが好感され、ナスダック指数も8000ポイントを回復した。
これを受けた、この日の東京株式市場も買い先行で始まった。海外ヘッジファンドなどが株価指数先物に買いを入れた。
 
午前8時50分に発表された内閣府が寄り付き前に発表した4〜6月期の実質国内総生産(GDP)速報値が前期比年率で予想を上回る増加となったことも支えとなっている。
物価変動を除いた実質の年率換算で1.8%増と市場予想(0.4%増)を上回った。
 
為替は105円90銭前後と前日夕方に比べ円高で推移している。
日経平均先物・オプション8月限SQ(特別清算指数)の市場推定値は2万855円99銭。

寄り付き時点で業種別では33業種中、31業種が高く、値上がり上位に石油、鉱業、精密、金融など。一方、値下がりは空運、紙パルプの2業種。
 
個別では、ソフトバンクGが買い気配から始まった。東エレク、ソニー、日本電産、ダイキンも上伸している。トヨタ、ホンダ、リクルートHDが高く、花王や武田、アステラス薬は堅調でバンナムHDや資生堂が買い注文を集めている。
 
半面、ファーストリテ、JT、エーザイ、ファナック、京セラが売られ、アドバンテスもさえない。三井住友は弱含み。富士フイルムが下押している。
 
225先物は、GS・アムロ・UBS・野村・モルスタ・楽天が買い越し。
JP・ドイツ・大和・バークレイズが売り越し。
TOPIX先物はシティ・JP・野村・パリバが買い越し。
 
テクニカル的には、エイジア(2352)、サッポロ(2501)、ソリトン(3040)、プロパティA(3464)、クラウディア(3607)、enish(3667)、ブロードリーフ(3673)、IIJ(3774)、日本新薬(4516)、ソフトブレ(4779)、EMシス(4820)、アース製薬(4985)、バリュー(6078)、日工(6306)、東洋電(6505)、ヨコオ(6800)、ゼンショー(7550)、ブラインド(7989)、ミズノ(8022)、ジャックス(8584)、ARM(8769)、京急(9006)、トラコス(9715)が動兆。モルスタ・GS・アムロ・大和が売り越し。
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