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反発スタート、米半導体株高や円安支え
【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、米半導体株高や円安支え
【寄り付き概況】
 
14日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比108円53銭高の3万8287円99銭。
 
売り買い交錯のなかもやや買いが先行している。前日の欧州株市場ではこれまで最高値更新を続けていたドイツや英国など主要国の株価指数が上昇一服となり、米国株市場でも9日ぶりにNYダウが反落するなど上げ足が止まったが、下値では押し目買い意欲が活発で下落幅は限定的だった。
 
また、ナスダック総合株価指数はプラス圏で引けており、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も小幅ながら上昇するなどリスク回避ムードには乏しい。日本時間の明晩に発表予定の米消費者物価指数(CPI)の発表を前に東京株式市場でも様子見ムードは拭えないものの、外国為替市場では円安が進行しており、全般買い戻し優勢の地合いとなっている。
 
ソフトバンクグループ(SBG)が13日発表した2024年3月期の連結決算(国際会計基準)は、最終損益の赤字幅が前の期から縮小した。世界的な株高で投資先の企業価値が向上し、傘下のビジョン・ファンドなどの投資損益が改善したが、株価は小動きで推移している。
 
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
 
個別では、大林組や古河電、スズキが上昇している。一方、東ソーや日産化、大和が下落している。
 
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