兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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堅調展開か
【オープニングコメント】
堅調展開か
19日の日経平均株価は反発しそうだ。
日経平均株価は、予想レンジ:2万1900円-2万2200円。
昨日18日の日経平均株価は11日ぶりに反落したものの、17日終値近辺でもみ合う時間帯が長く、比較的底堅い展開だった。
 
米連邦準備理事会(FRB)は18日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で2会合連続の利下げを決めた。パウエルFRB議長が金融緩和の強化に柔軟な姿勢を示したことで株式市場への資金流入が続くとの期待が高まっており、買いが先行しそうだ。
市場では前日から200円近く高い2万2200円が上値メドになるとの声が聞かれる。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の半ば(18日終値は108円19-20銭)、ユーロ・円が1ユーロ=119円台の半ば(同119円60-64銭)で推移。米利下げ後も、ドル・円相場がやや円安方向にあることも支えとなりそう。
 
ただ、日銀は19日に金融政策決定会合の結果を公表する。市場ではFRBの追加利下げでも日銀は追加緩和を見送るとの見方が多く、想定通りなら株式相場への影響は限られそうだ。しかし、10月の消費増税や米中貿易摩擦、英国の欧州連合(EU)離脱など国内外で景気を下押ししかねないリスクが残るなか、黒田東彦総裁の記者会見での発言が注目される。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所終値比110円高の2万1910円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】
 
■ダイセキ環境ソリューション <1712>
上期経常を一転14%増益に上方修正、通期も増額。
 
■YE DIGITAL <2354>
上期経常を一転15%増益に上方修正。
 
■ピックルスコーポレーション <2925>
上期経常を46%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額。
 
■SAMURAI&J PARTNERS <4764>
ビー・アイ・ジー・キャピタル、日本保証とクラウドファンディングを活用した地方企業の資金調達支援で業務提携。
 
■エスクロー・エージェント・ジャパン <6093>
上期経常を19%上方修正。
 
■曙ブレーキ工業 <7238>
事業再生ADR手続きが成立。取引先金融機関から総額560億円の債権放棄の同意を得た。また、事業再生計画を東京証券取引所へ提出し認定を受けた。9月19日〜10月18日の平均時価総額と最終日の時価総額がいずれも10億円以上となれば上場が維持される。
 
■ジーンテクノサイエンス <4584>
岐阜薬科大学と歯髄幹細胞を活用した眼関連疾患の治療法創出に向けて共同研究契約を締結。
 
■ヤマタネ <9305>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.82%にあたる30万株(金額で4億1580万円)を上限に、9月19日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
 
■イグニス <3689>
東京国際映画祭のVR特設ステージ「Virtual×Real×Techライブ」に、バーチャルライブアプリ「INSPIX LIVE」の技術を提供。5GによるVRライブを実現。
 
■Aiming <3911>
マーベラス <7844> と共同開発する「ログレス」シリーズ最新作「ログレス物語」のサービスを開始。
 
■ラクス <3923>
ITエンジニアの転職を支援する人材紹介事業を開始。
 
■トビラシステムズ <4441>
10月10日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。最低投資金額は現在の3分の1に低下する。
 
■ラクオリア創薬 <4579>
胃食道逆流症治療薬「tegoprazan」の導出先である韓国・CJヘルスケアがインドネシアでサブライセンス契約を締結。これによりCJ社から一時金を受領する。
 

 
【主な経済指標・スケジュール】
 
【国内】
19(木)
黒田日銀総裁会見
7月全産業活動指数(13:30)
 
【海外】
米4-6月期経常収支(21:30)
米9月フィラデルフィア連銀景況感指数(21:30)
米8月景気先行指数(23:00)
米8月中古住宅販売(23:00)


※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 
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