続落スタート、NYダウ下落と円高受け
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【市況】東京株式(寄り付き)=続落スタート、NYダウ下落と円高受け
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4連休明け27日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前週末比255円66銭安の2万2495円95銭。下げ幅はその後、一時300円を超えた
先週末24日の、NYダウは前日比182ドル安の2万6469ドルと続落。米中対立の激化や、インテル株の下落を受け23日との合計でNYダウは500ドル強の下落となった。また、為替相場は一時1ドル=106円台を割り込むなど急激な円高が進行している。この外部環境の悪化を受け、東京株式市場の主要銘柄には売りが膨らんでいる。
寄り付き時点で業種別では33業種中、全業種が安く、値下がり上位は精密、海運、鉱業、繊維、非鉄、陸運など。
個別では、東エレク、アドバンテスなど半導体関連株が売られ、村田製、TDK、京セラ、キーエンスの電子部品関連株が下落。また、三菱UFJ、三井住友、みずほFGのメガバンク株や野村、大和証G、東京海上、第一生命の証券・保険株が安く、ソフトバンクG、トヨタ、ソニーが値下がりしている。このほか、日本製鉄、JFE、コマツ、日立建機や武田、アステラス薬、大日住薬が軟調で、ファーストリテは続落している。
半面、任天堂はしっかり。小野薬、ファイバーG、モリテック、ブイキューブが上伸。テラスカイ、トランザクション、ゲンキーDrgが高い。