反発、米国株高を受け
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【市況】東京株式(寄り付き)=反発、米国株高を受け
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18日午前の東京株式市場は、前日の米国株高を受けて買いが優勢となり、日経平均株価は前日比19円79銭高の3万0311円98銭と反発して始まった。
米連邦準備理事会(FRB)による金融緩和が長期化するとの観測などを背景にNYダウ工業株30種平均が上昇した流れを受け、東京株式市場でも運用リスクをとる動きが先行している。国内のワクチン接種開始に伴う経済活動の正常化期待も支えになっている。日経平均の上げ幅は一時200円を超えた。
企業の決算発表は概ねポジティブであったことや為替が一時1ドル=106円台に入るなど円安水準にあることから、下値を売り込む材料にも乏しく狭いゾーンでの推移が予想される。
個別ではファーストリテ、ファナック、JR東海が高く、中外薬、ソフトバンクGは堅調となっている。半面、東エレク、三井金が軟調となっている。