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反発で始まる、NYダウ最高値を好感
【市況】東京株式(寄り付き)=反発で始まる、NYダウ最高値を好感
【寄り付き概況】

7日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比284円52銭高の2万7340円46銭。前日の欧州株市場が全面高様相となりドイツで主要株指数が過去最高値を更新したほか、NYダウが400ドルを超える上昇で最高値に再浮上しており、これを背景に米長期金利の上昇が顕著となった。ナスダック総合指数はマイナス圏で引けたものの金融株が大きく買われた。
注目された米上院決選投票の結果を受け、大統領と上下院の多数派を民主党が担う「トリプルブルー」が実現する見通しとなった。政治的な不透明感の後退や大規模な景気刺激策で米景気の回復が加速するとの期待から投資家の運用リスクを取る姿勢が高まり、東京株式市場でも景気敏感株を中心に買いが入っている。
日経平均の上げ幅は一時、400円近くに迫る場面もあった。
 
バイデン次期米大統領を正式に選出する米上下両院合同会議は日本時間7日朝、トランプ大統領の支持者が議事堂内に乱入したことで選出手続きが中断している。ただ、相場への影響は足元では限られている。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続伸している。
 
個別では、第一生命HDやT&Dなど保険株が大幅高。日本製鉄、JFEが買われている。東エレク、ファーストリテが高く、ソニー、トヨタは堅調。日立造も大幅に上げている。
 
一方、ネクソンが軟調。出資する中国のアリババ集団について米政府が投資禁止を検討していると伝わったソフトバンクグループ(SBG)は売られている。
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