日経ジャスダック平均は反落、中東情勢が緊迫で売られる
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【市況】ジャスダック市場(前引け)=日経ジャスダック平均は反落、中東情勢が緊迫で売られる
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日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比45円64銭安い3827円08銭となった。イランによるイラク駐留の米軍攻撃を受けて中東情勢が緊迫するとの警戒感が高まり、日経平均も大幅反落スタート、東証1部の主力銘柄が大幅に下落。個人投資家の心理が冷え込み、新興市場でもリスク回避的な売りが優勢となっている。
中東情勢の警戒感から安全資産とされる金価格が上昇し、第一商品や岡藤HDに買いが集まった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で509億円、売買高は8050万株。
値上がり銘柄数は96、値下がり銘柄数は532となった。
個別では地域新聞社、ブロードバンドセキュリティ、オプトエレクトロニクス、サカイホールディングスが昨年来安値を更新。ビジョナリーホールディングス、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、ネクストジェン、ストリームメディアコーポレーション、システム ディが売られた。
一方、細谷火工、ニューテック、フジトミがストップ高。神田通信機、暁飯島工業、重松製作所は一時ストップ高と値を飛ばした。チエル、倉元製作所、パウダーテック、前田製作所、小倉クラッチなど23銘柄は昨年来高値を更新。岡藤ホールディングス、興研、メディアリンクス、第一商品、SIホールディングスが買われた。