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売り買い拮抗、長期金利の低下を受けて
【市況】東証グロース(前引け)=売り買い拮抗、長期金利の低下を受けて

 
東証グロース市場は、グロースCore、グロース250もともに値を上げた。同日に東証株価指数(TOPIX)が1989年12月18日に付けた史上最高値を一時上回るなど株式相場全体が上昇基調を強めるなか、新興市場でも投資家心理が一段と強気に傾いた。新興株は出遅れ感が強いとの見方や、長期金利の低下を受けてグロース市場銘柄の割高感が和らいだことも追い風となった。
市場関係者は「東証プライム市場の大型株が上昇したことで個人の投資余力が増し、新興株にも資金を振り向ける余裕が出てきている」と指摘。東証グロース市場250指数はチャート上で75日移動平均線(660近辺)での攻防となっており「75日線の上抜けが鮮明となれば買いに弾みがつきやすい」とみていた。
 
東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比3.74ポイント(0.57%)高の656.77だった。
グロース市場では、脊髄損傷薬候補で北海道大学と独占使用契約を結んだティムスが急伸し、スマレジも上昇した。一方、エヌピーシーやPRISMバは下落した。
値上がり銘柄数283、値下がり銘柄数256と、売り買いが拮抗した。
 
 個別ではアイズ、Recovery Internationalがストップ高。リグアは一時ストップ高と値を飛ばした。ニッソウ、アールプランナー、ストレージ王、ユニフォームネクスト、ビリングシステムなど9銘柄は年初来高値を更新。バリュークリエーション、ティムス、GENDA、レナサイエンス、ROBOT PAYMENTが買われた。
 
 一方、ENECHANGE、ナイル、オキサイド、HPCシステムズ、YCPホールディングス(グローバル)リミテッド JDRが年初来安値を更新。PRISM BioLab、メドレックス、ペルセウスプロテオミクス、マーキュリーリアルテックイノベーター、グラッドキューブが売られた。
 
 
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