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「正邪よりも利害を優先」
「正邪よりも利害を優先」
「正邪よりも利害を優先」
 
週末のNY株式市場で主要3指数は連日の過去最高値更新。
12月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比14万人減で着地。
失業率は6.7%と横ばいだった。
パンデミック(世界的大流行)禍からの回復が一時的に失速する可能性を示唆した。
民主党のマンチン上院議員が、国民の現金給付額増額に反対を表明。
S&Pは上げ幅を縮した。
しかしバイデン次期大統領は「財政赤字が膨らんだとしても、現時点で行動を起こすことが経済に対する支援になる」とコメント。
これを好感したとの解釈。
週間ではNYダウが1.61%、S&P500が1.83%、NASDAQが2.43%それぞれ上昇した。
一段の景気刺激策への期待でリスク選好度が上昇。
資金が債券市場から株式市場に流れ債券利回りは上昇。
10年国債利回りは1.081%。
2年国債利回りは0.140%。
ドル円は103円台後半。
前日に初めて4万ドルを突破したビットコインは一時4万1802.84ドルと最高値を更新。
原油先物価格は11カ月ぶりの高値に上昇し週間では約8%高。
SKEW指数は139.25と低下。
33日連続の130ポイント超。
恐怖と欲望指数は66→72と上昇。
 
週末のNYダウは56ドル高の31097ドルと4日続伸。
NASDAQは134ポイント高の13201ポイントと続伸。
S&P500は20ポイント高の3824ポイントと4日続伸。
ダウ輸送株指数は64ポイント高の12875ポイントと4日続伸。
過去最高値を更新した。
SOX指数は0.02%安の2936ポイントと反落。
VIX指数は21.56と低下。
3市場の売買高は144億株(過去20日平均は113億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比150円高の28290円。
ドル建ては大証日中比175円高の28315円。
ドル円は103.93円。
10年国債利回りは1.118%。
2年国債利回りは0.136%。
 
週間ベースでNYダウは1.6%高、4週続伸(累計3.5%上昇)。
NASDAQは2.4%高、4週続伸(同6.7%上昇)。
S&P500は1.8%高 2週続伸(同3.3%上昇)。
 
週明けのNY株式市場で主要3指数は反落。
「前週に最高値を付けたことからの利食い売り。
トランプ氏の弾劾手続きを受け景気刺激策の導入が遅れる可能性が懸念されている」との解釈だ。
安全資産とされる米国債が売られ、利回りが上昇。
景気動向に敏感なエネルギー・金融セクターは上昇。
一方、公益や不動産といったディフェンシブセクターは下落した。
ツイッターが6.4%急落。
通信サービスセクターを圧迫。
フェイスブック、グーグル親会社のアルファベット、アップルも軟調。
市場では「FRBが予想より早い23年内にも利上げに着手する可能性がある」との見方が出始めた。
10年国債利回りは1.144%。
2年国債利回りは0.148%。
ドル円は104円台前半。
ビットコインは2日間で一時26%の下落。
2日間の下げとしては昨年3月以来の大きさだった。
時価総額は8日以降に約1850億ドル(約19.3兆円)吹き飛んだ。
SKEW指数は134.70と低下。
34日連続の130ポイント超。
恐怖と欲望指数は71→64と低下。
 
週明けのNYダウは89ドル安の31008ドルと5日ぶりに反落。
ただ一時260ドル安の場面もあった。
NASDAQは162ポイント安の13039ポイントと3日ぶりに反落。
引けがほぼ安値圏。
S&P500は25ポイント安の3799ポイントと5日ぶりに反落。
ダウ輸送株指数は6ポイント安の12869ポイントと5日ぶりに反落。
SOX指数は1.14%高の2969ポイントと反発。
VIX指数は24.35と上昇。
3市場の売買高は140.8億株(前日144億株、過去20日平均は118.7億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比120円安の28020円。
ドル建ては大証日中比95円安の28045円。
ドル円は104.24円。
10年国債利回りは1.144%。
2年国債利回りは0.148%。
 
週末の日経平均は寄り付き230円高。
終値は648円高の28139円と高値引けで続伸。
日足は2日連続陽線。
2日間の上昇幅は1000円超。
週間では694円の上昇。
週足は2週連続で陽線。
オプションSQ値27774円95銭は一気に上抜けて1勝。
TOPIX3日は続伸し1854ポント。
225の上昇率は2.36%、TOPIXの上昇率は1.57%。
東証マザーズ指数は反発。
日経ジャスダック平均は7日続伸。
東証1部の売買代金は3兆1190億円(前日2兆9990億円)。
4日連続2兆円超。
値上がり1725銘柄(前日1664銘柄)。
値下がり384銘柄(前日445銘柄)。
新高値129銘柄(前日93銘柄)。
新安値3銘柄(前日3銘柄)。
騰落レシオは103.96(前日99.62)。
NTレシオは15.17倍(前日15.05倍)。
8日連続で15倍台。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
右肩上がりの25日線(26900円)からは△4.60%。
10日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は25167円。
右肩上がりの200日線(22851円)からは△23.14%(前日△20.59%)。
2日連続△20%超。
右肩上がりの5日線(27420円)から△2.62%。
2日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.446%(前日▲18.323%)。
買い方▲4.958%(前日▲5.807%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲13.837%(前日▲12.017%)。
買い方▲13.811%(前日▲15.102%)。
久々に売り方買い方逆転。
空売り比率は39.3%(2日連続40%割れ:前日37.8%)。
空売り規制なしの比率は9.7%(前日7.5%)。
金曜はかなり売り方が抵抗した痕跡と見える。
日経VIは20.0と上昇。
日経平均採用銘柄の予想PERは26.02倍(前日25.59倍)。
26倍台に乗せてきた。
前期基準では20.82倍。
EPSは1081円(前日1074円)。
225のPBRは1.24倍。
BPSは22692円(前日22532円)。
225先物採用銘柄の益回りは3.84%(前日3.91%)。
配当利回りは1.64%。
東証1部全銘柄だと予想PERは28.33倍。
前期基準では22.49倍。
PBRは1.35倍。
ドル建て日経平均は270.80(前日266.27)。
昨年来高値を更新。
1979年以来の高水準。
東証1部単純平均株価は32円高の2384円。
(2020年末2341円、2019年末2327円、
2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2245円(前日1981円)
東証1部時価総額は691兆円(前日680兆円)。
週末のシカゴ225先物終値は大証日中比150円高の28290円。
高値28315円、安値27580円。
225先物大証夜間取引終値は日中比40円高の28180円。
週明けのシカゴ225先物終値は大証日中比150円高の28290円。
高値28340円、安値27935円。
225先物大証夜間取引終値は日中比40円高の28180円(8日)。
気学では「目先の天底を作ることあり」。
水曜は「下寄りすると戻し、上寄りすると押し込む日」。
木曜は「吹き値売り方針の日」。
金曜は「人気に逆行して動くこと多し」。
ボリンジャーのプラス2σが27690円。
プラス3σが28086円。
日経平均はココを上回った。
一目均衡の雲の上限が25538円。
45日連続で雲の上。
勝手雲の上限は26616円。
勝手雲の下限は26611円。
RSIが71.35(前日64.53)。
RCIが90.11(前日85.99)。
アノマリー的には明日は「下げの特異日」。
水曜は「最も上昇しやすい日」。
「何となく本日から東京株式市場の2021年の始まりのようなところも・・・」と市場関係者。
 
《今日のポイント1月12日》
 
(1)週末のNY株式市場で主要3指数は連日の過去最高値更新。
   週明けのNY株式市場で主要3指数は反落。
   SKEW指数は134.70と低下。
   34日連続の130ポイント超。
   恐怖と欲望指数は71→64と低下。
 
(2)ダウ輸送株指数は6ポイント安の12869ポイントと5日ぶりに反落。
   SOX指数は1.14%高の2969ポイントと反発。
   VIX指数は24.35と上昇。
   3市場の売買高は140.8億株(前日144億株、過去20日平均は118.7億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比120円安の28020円。
 
(3)東証1部の売買代金は3兆1190億円(前日2兆9990億円)。
   4日連続2兆円超。
   値上がり1725銘柄(前日1664銘柄)。
   値下がり384銘柄(前日445銘柄)。
   新高値129銘柄(前日93銘柄)と3ケタ乗せ。
   新安値3銘柄(前日3銘柄)。
   騰落レシオは103.96(前日99.62)。
   NTレシオは15.17倍(前日15.05倍)。
   8日連続で15倍台。
   サイコロは6勝6敗で50.00%。
 
(4)サイコロは6勝6敗で50.00%。
   右肩上がりの25日線(26900円)からは△4.60%。
   10日連続で上回った。
   右肩上がりの75日線は25167円。
   右肩上がりの200日線(22851円)からは△23.14%(前日△20.59%)。
   2日連続△20%超。
   右肩上がりの5日線(27420円)から△2.62%。
   2日連続で上回った。
 
(5)空売り比率は39.3%(2日連続40%割れ:前日37.8%)。
   空売り規制なしの比率は9.7%(前日7.5%)。
   金曜はかなり売り方が抵抗した痕跡と見える。
 
(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.446%(前日▲18.323%)。
   買い方▲4.958%(前日▲5.807%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲13.837%(前日▲12.017%)。
   買い方▲13.811%(前日▲15.102%)。
 
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは26.02倍(前日25.59倍)。
   26倍台に乗せてきた。
   前期基準では20.82倍。
   EPSは1081円(前日1074円)。
   225のPBRは1.24倍。
   BPSは22692円(前日22532円)。
 
(8)ドル建て日経平均は270.80(前日266.27)。
   昨年来高値を更新。
   1979年以来の高水準。
   東証1部時価総額は691兆円(前日680兆円)。
 
(9)ボリンジャーのプラス2σが27690円。
   プラス3σが28086円。
   日経平均はココを上回った。
   RSIが71.35(前日64.53)。
   RCIが90.11(前日85.99)。
   アノマリー的には明日は「下げの特異日」。
   水曜は「最も上昇しやすい日」。
   「何となく本日から東京株式市場の2021年の始まりのようなところも・・・」と市場関係者。
 
昨年の曜日別勝敗(1月8日まで)

月曜0勝1敗
火曜0勝1敗
水曜0勝1敗
木曜1勝0敗
金曜1勝0敗
 
週間ベースで日経平均株価は2.5%高、2週続伸(累計5.6%上昇)。
TOPIXは2.8%高、2週続伸(同4.3%上昇)。
東証マザーズ指数は3.3%高、2週続伸(同6.3%上昇)。
日経ジャスダック平均は1.7%高、2週続伸(同2.7%上昇)。
東証2部指数は2.7%高、2週続伸(同3.8%上昇)、。
東証REIT指数は0.0%安、7週ぶり反落。
 
サンタクロースラリーについて市場関係者コロさんの検証。

クリスマスイブから年明けの2営業日までの7営業日。
NY株は強いといいアノマリー的にはサンタクロース・ラリーと呼ばれる。
 
NYダウは23日終値(30129.83ドル)新年2営業日目の1月5日終値(30391.60ドル)。
0.87%のプラス。
NASDAQは23日終値(12771.11)新年2営業日の1月5日終値(12818.96.
0.37%のプラス。
S&P500は23日終値(3690.01)新年2営業日の1月5日終値(3726.86)。
1.000%プラス。
 
1月の最初の5営業日が強いかどうかと言う「最初の5営業日早期警告システム」。
NYダウは31日終値(30606.48ドル)新年5営業日の1月5日終値(31097.9ドル)。
1.615%のプラス。
NASDAQは31日終値(12888.28)新年5営業日の1月5日終値(13201.98)。
2.43%のプラス。
S&P500は31日終値(3756.07)新年2営業日の1月5日終値(3824.68)。
1.83%のプラス。
これで1月月足が陽線となれば年間上昇の確率は高い。
 
一方で東京株式市場。
大納会から、日経平均株価は4営業日続落(512.21円 1.86%安)。
大発会から3連敗(388.23円、1.41%安)。
しかし7日に434.198円(1.6%)高と大発会からの3日間下落を取り戻した。
翌8日には648.90円(2.36%)高で、昨年の高値を抜いた。
1990年8月16日(高値28097円)以来約30年5カ月ぶりの高値水準となる高値引け。
 
 
市場は利害と正邪が混在するもの。
しかし多くの場合は利害が優先される。
そんな市場を「正邪」で解釈しようとしても結構空しいことは多い。
「利害がすべてに優先するのが市場」。
そう考えるべきであり「正邪の解釈」は市場外で行う方がスッキリするだろう。
「貴様の下らぬ観念を至上のものとして他人に強要するな」(時透無一郎)という声もあるが・・。
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
NCN(7057)・・・動兆
 
NCNに注目する。
同社は耐震性の高い独自木造建築システムを工務店中心に提供。
住宅分野での構造計算や加工品出荷が回復。
省エネ計算など新規事業に期待。
デジタル住宅展示場や耐震シミュレーション提供などDX推進。
 


(兜町カタリスト櫻井)
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