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反発スタート、米ハイテク株高が支え
【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、米ハイテク株高が支え
【寄り付き概況】

29日午前の日経平均株価は前日比140円95銭高の2万7722円61銭と、反発して始まった。
 
前日の米ハイテク株高などを受けて東京市場でも値がさのハイテク株の一角に買いが入り、指数を押し上げている。上げ幅は200円に接近する場面もあった。
 
半導体関連銘柄のアドテストやスクリンが高い。前日の取引時間終了後に大幅な増益決算を発表し、買いを集めている。東エレクにも連想買いが先行。日経平均への寄与度も大きい銘柄群とあって、相場全体の上昇をけん引している。
 
米連邦準備理事会(FRB)は28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でゼロ金利政策などの維持を決めた。パウエルFRB議長は会見で量的緩和縮小(テーパリング)の開始時期について決めていないとしつつ、議論は進んでいると述べた。
市場では「特にサプライズはなく、無難に通過した印象」との声があった。
 
米議会上院の超党派グループは28日に累計1兆ドル(約110兆円)規模のインフラ投資法案の詰めの協議で大筋合意したと表明したが、現時点で相場への影響は限られている。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発している。
 
業種別では、オリンパス、HOYAなどの精密機器株やトヨタ、ホンダなどの輸送用機器株が上昇。日本製鉄、JFEなどの鉄鋼株や、武田薬、中外薬などの医薬品株も高い。三井金属、住友鉱などの非鉄金属株やソニーG、キーエンスなどの電機株やコマツ、ダイキンなどの機械株も上げている。
 
個別ではソフトバンクグループ(SBG)やソニーGが高い。日産自やマツダも買われている。半面、キヤノンやZHDが下落。TDKも安い。
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