軒並み円安。このあと、日米首脳会談後の共同会見に注目。
【為替】軒並み円安。このあと、日米首脳会談後の共同会見に注目。
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18日午後の外国為替市場は、軒並み円安の推移となっている。
米ドル円はじりじりと上昇し一時107.400円まで、他方、クロス円通貨ペアではユーロ円が一時132.915円まで、それぞれ本営業日の高値を更新している。
この値動きについて一部の市場関係者からは、このあと日米首脳会談を控えており、終了後に両首脳の共同会見が行われる。
市場では、そのことを好感しているとみられ、リスク選好の相場展開となったことが相場を下支えしているという。
首脳会談は、日本時間19日午前6時半に始まる予定となっており、北朝鮮問題など政治関連の話題とともに日米通商問題について話し合われるものと見られる。
北朝鮮に関してはポンペオ時期国務長官が金正恩委員長と会談していたことが米紙に報じられており、両国の緊張緩和への期待感が高まった経緯がある。
また、拉致問題について米朝会談で言及されるとの報道もあるなど、目が話せない内容となっている。
テクニカル分析を通して米ドル円を見てみると、一目均衡表での雲入りが確認されており上値の重さが伺える。
そのようななかで、106.893円付近に控える先行スパン1に下支えされれば、底堅さが継続しそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]