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続伸スタート、米株高を好感
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸スタート、米株高を好感
【寄り付き概況】

 
18日午前の東京株式市場は、前日の米株高を好感した買いが先行し、日経平均株価は前日比167円07銭高の2万6826円82銭と、4営業日続伸して始まった。
 
前日の欧州株市場が全面高となり、米国株市場でもこの流れを引き継ぎリスクオンに傾いた。4月の米小売売上高がコンセンサスを上回る好調だったことで、リスク選好ムードが後押しされている。
ナスダック総合株価指数の上げ幅が目立つ状況で、これを受けて東京株式市場でもグロース株への買い戻しを誘発しやすい局面にある。日経平均は2万7000円台回復も意識される場面にあるが、前日まで3営業日続伸でこの間に900円強の上昇をみせていることから、その分上げ幅は限定的となる可能性もある。
 
主要な半導体関連株で構成する米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は17日に5%超上昇しており、東京市場でも指数寄与度の大きい東エレクやアドテストなど半導体関連株の買いにつながっている。
 
内閣府が取引開始前に発表した2022年1〜3月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期比0.2%減、年率換算では1.0%減だった。市場予想(それぞれ0.4%減、1.8%減)を上回ったが、相場への影響は現時点で限定的のようだ。
 
個別では、エムスリーやリクルートが買われている。IHIや川重も上昇している。半面、東ガスや大ガスが安い。キッコマンやニチレイも売られている。
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