神経質な展開か
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神経質な展開か |
あす9日の日経平均株価は、神経質な展開か。
株価指数先物・オプション9月限の最終取引日で、「週末のSQ(特別清算指数)算出までは買い戻しが続く可能性がある」との声が聞かれる。権利行使価格3万500円コール(買う権利)オプションの建玉は比較的厚みがあり、好地合いが続くようだと先物ヘッジ買いを誘発し、株高を促すことも想定されるだろう。
ただ、「達成感も過熱感もあり、スピード違反とみるのが普通だ」との見方は少なくない。
■上値・下値テクニカル・ポイント(8日現在)
31232.88 ボリンジャー:+3σ(26週)
30849.53 ボリンジャー:+3σ(13週)
30477.48 ボリンジャー:+3σ(25日)
30389.31 ボリンジャー:+2σ(26週)
30181.21 ★日経平均株価8日終値
29985.57 ボリンジャー:+2σ(13週)
29678.38 ボリンジャー:+2σ(25日)
29545.75 ボリンジャー:+1σ(26週)
29313.31 6日移動平均線
29128.11 新値三本足陰転値
29121.61 ボリンジャー:+1σ(13週)
28879.28 ボリンジャー:+1σ(25日)
28861.55 均衡表転換線(日足)
28719.91 均衡表基準線(週足)
28702.18 26週移動平均線
28598.34 均衡表基準線(日足)
28598.34 均衡表転換線(週足)
28389.10 200日移動平均線
28382.30 75日移動平均線
ローソク足は7本連続陽線を描き、上下のヒゲが短く胴体部分の長い大陽線で買い圧力の強さを確認して終了した。8連騰による上げ幅は2540.07円(昨日2275.00円)に拡大。大引けでは25日移動平均線との上方乖離率が7.48%、RSI(14日ベース)が89.70%へ上昇し、東証1部の騰落レシオ(25日ベース)も125.17%と中立圏上限の120%ラインを突破して過熱感を強めた。
ただ、ボリンジャーバンド(25日ベース)では日中高値が+3σを下回って過熱感がやや後退する一方で+2σ割れを回避し、上値拡張継続の形状をキープしている。