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維持できるか200日線。
【為替】維持できるか200日線。
[概況]

 
2日の欧米為替市場は、米ドル円が下落した。下落の理由は、次の2つが挙げられる。まず1つ目は、発表されたIMS製造業指数の結果だ。同指標は予想49.2のところ結果48.1と、米景気の先行き不透明感を強める内容となった。
 
そして2つ目は、トランプ米大統領の発言だ。具体的には、ブラジルとアルゼンチンが通貨安を誘導しているとし、両国から輸入するアルミニウムへの関税を復活させるという発言である。これにより当該国同士の通商対立が高まるのではとの懸念が台頭し、為替市場でリスク回避姿勢が高まったというわけだ。値動きを見ると、米ドル円は109円台半ばから安値108.920円まで下落する。
 
さて、本日の米ドル円はその安値での攻防に注目だ。なぜなら、同水準には200日移動平均線という重要なテクニカルポイントが位置しているからだ。仮に下抜けてしまった場合は、11/21の安値108265円が次の下値目標として意識されそうだ。


[提供:カネツFX証券株式会社]
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