マザーズ指数は反落、利益確定売り優勢
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【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は反落、利益確定売り優勢 |
東証マザーズ指数は前日比4.57ポイント安の1055.75ポイントと反落した。
新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒感を背景に米国株安を受けて東京市場全般が軟調に推移し、新興市場にも利益確定売りが優勢となった。
小口売りに値下がりする銘柄が目立った。その一方で「個別銘柄を物色する姿勢は強かった」。新規上場株や、新型コロナをめぐる自粛が明け業績回復の兆しがみられる銘柄がにぎわった。オンコリスやAIins、ITbookが下落した。一方、アンジェスやそーせい、弁護士COMが上昇した。
値上がり銘柄数は74、値下がり銘柄数は242となった。
24日に東証マザーズ市場に新規上場したコパは上場2日目となる25日売買が成立し、初値を上回って取引を終えた。初値を700円上回る制限値幅の上限(ストップ高水準)である5230円で配分された。午前に公募・売り出し価格(公開価格、2000円)を2530円上回り、2.2倍の4530円で初値を付けた。
同じく上場2日目となるフィーチャは買い気配のまま売買不成立で取引を終えた。気配値を公開価格(520円)の5.3倍にあたる2751円に切り上げた。
個別では、くふうカンパニー、フィードフォース、松屋アールアンドディ、ホットリンク、みらいワークスが売られた。
一方、フルッタフルッタ、GA technologies、アズーム、GMOリサーチ、窪田製薬ホールディングスなど8銘柄がストップ高。リグアは一時ストップ高と値を飛ばした。sMedio、うるる、ミンカブ・ジ・インフォノイド、BASE、メドレーなど16銘柄は年初来高値を更新。GMOメディア、GMO TECH、キャリア、そーせいグループ、ロコガイドが買われた。