兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
利益確定売りがやや優勢
【市況】東京株式(後場寄り付き)=利益確定売りがやや優勢
【後場寄り付き概況】

 


後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比43円01銭安の2万3260円81銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、1.95ポイント安の1692.50で始まった。
日経平均株価と東証株価指数(TOPIX)は、ともに弱含み。
買いの手掛かりとなる材料に乏しい中、利益確定売りがやや優勢となっている。
外国為替市場では、1ドル=108円60銭台の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
 
個別では、ソフトバンクGの売り物が厚く、ソフトバンクは小幅安。任天堂が下落し、ソニーは軟調。トヨタが甘く、SUBARUもさえない。
 
半面、キーエンス、ファナックは小幅高。武田がにぎわい、三桜工は個別に買われている。東エレクは前日終値付近でもみ合っている。
 
本日から明日8日にかけて約800社の決算発表が控えており、引き続き相場全体としては、決算絡みの個別対応の動きが継続しやすく、物色が日替わりでシフトしている分、資金の逃げ足の速さには注意である。
 
特に後場にかけては、取引時間中に決算発表を控えるトヨタ自動車の動向に注目が集まろう。足元の信用倍率は0.4倍台と売り長の需給状況が続いているものの、為替の円安進行や米中摩擦懸念の後退を受けて株価は先んじて上昇しており、現状では決算後のアク抜けの動きに期待する向きは限られているもよう。
 
a