もみ合い展開か。
もみ合い展開か。 |
国内発の材料に乏しく、海外要因にらみの展開が続くとみられる。米中貿易協議への期待感は根強いものの、米CNBCは18日、「中国当局のムードは悲観的」と伝え、円が対ドルで強含み、19日の日本株の重しとなった。合意に向けた駆け引きが継続するなか、関連ニュースによっては投資家心理が揺れる可能性がある。
もっとも、日経平均株価は高値圏(取引時間中で8日高値2万3591円−14日安値2万3062円)で上下動を繰り返し、こう着感が強まっている。
5日線(23294円、19日時点)近辺で終えており、チャートはそれほど崩れてはいない。先高期待と高値警戒感が入り交じる中、しばらく2万3000円〜2万3500円レベルでのもみ合いが続きそうな雰囲気もある
■テクニカル・ポイント(19日現在)
24721.92 ボリンジャー:+3σ(13週)
24274.89 ボリンジャー:+3σ(26週)
24211.05 ボリンジャー:+3σ(25日)
23896.42 ボリンジャー:+2σ(13週)
23783.56 ボリンジャー:+2σ(25日)
23520.01 新値三本足陽転値
23411.29 ボリンジャー:+2σ(26週)
23356.07 ボリンジャー:+1σ(25日)
23332.36 6日移動平均線
23326.63 均衡表転換線(日足)
23292.65 ★日経平均株価19日終値
23070.92 ボリンジャー:+1σ(13週)
22928.58 25日移動平均線
22547.70 ボリンジャー:+1σ(26週)
22501.09 ボリンジャー:-1σ(25日)
22449.99 均衡表基準線(日足)
22433.55 均衡表転換線(週足)
22245.41 13週移動平均線
22073.61 ボリンジャー:-2σ(25日)
21850.93 均衡表基準線(週足)
21762.39 75日移動平均線
21698.33 均衡表雲上限(週足)
ローソク足は陰線を引き、終値は下向きに転じた5日線を再び下回り、短期的な調整圧力の強さを窺わせた。パラボリックが4日連続で「売り」を示したほか、RSI(14日ベース)は60.52%(昨日66.31%)と10月18日以来の水準に低下し、こちらも短期的な調整トレンド継続を示唆している。
ボリンジャーバンドでは+1σを下回って終了。各バンドの間隔が急速に狭くなっており、多少の値幅変動で相場付きが強弱いずれにも大きく変わる可能性が増している。