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米ドル円は狭いレンジ内に推移。
【為替】米ドル円は狭いレンジ内に推移。
[概況]

19日の東京外国為替市場で米ドル円は、手掛かり材料に欠ける環境のなか狭いレンジ内での取引に推移した。引き続き米中協議の行方に注目が集まり、米中双方からの情報発信に一喜一憂する展開。前週末に米NECのクドロー委員長による協議進展を窺わせる発言が米ドル円の上昇につながったとみられていたが、昨日は中国当局が交渉に悲観的なムードだったとする一部報道が嫌気され、リスク選好の動きが巻き戻される格好となっている。
 
109円台の上値の重さが意識される動きだが、今後の動向を占う意味でチャートの一目均衡表において基準線が切り上がり実線とほぼ同水準に位置していることに注目したい。10月末から11月初めにかけて同線が108円割れ近辺で下値支持線として機能しその後の109円半ばへ上昇局面につながったことから、今後同様の展開が期待できるのか。逆に実線が下抜けてしまうと同線が上値抵抗線となってしまう可能性もありうる。


[提供:カネツFX証券株式会社]

 
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