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値上がり優勢、米利下げが改めて意識され
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、米利下げが改めて意識され

 
東証グロース市場は米利下げが改めて意識されたのを背景に、PBR(株価純資産倍率)が高い東証グロース市場の銘柄に買いが集まった。グロース250とグロースCoreは上昇した。
東証グロース市場250指数は4営業日ぶりに反発した。終値は前日比6.99ポイント(1.08%)高の653.03だった。
日経平均株価がもちあい圏を上抜けし、東証株価指数(TOPIX)は連日の年初来高値となるなど、「主要指数が大きく上昇したことで、個人投資家の心理も手の内も上向いている」という。
ただ、この日、プライム市場で売買代金が100億円を超えたのはChordia1銘柄だけで、グロース全体の売買代金も伸びなかった。「海外勢などの買いで上昇するプライム銘柄に相乗りした個人もいたのだろう」という。
 
市場では「このところ下落が続いていたため、目先の戻りを見込んだ買いが入った」との見方もあった。土信田氏は「最近まで上値抵抗線として意識されていた650の水準が下値支持線に変わるかが今後の焦点」と話した。
グロース市場ではコーディアやPRISMバが上昇した。一方、サンバイオやRIは下落した。
値上がり銘柄数329、値下がり銘柄数226と、値上がりが優勢だった。
 
個別ではPRISM BioLab、アールプランナー、ELEMENTS、セルシードがストップ高。リグア、Recovery Internationalは一時ストップ高と値を飛ばした。Chordia Therapeutics、ストレージ王、LeTech、ビリングシステム、フーバーブレインなど12銘柄は年初来高値を更新。弁護士ドットコム、ペルセウスプロテオミクス、プレイド、シンバイオ製薬、AnyMind Groupが買われた。
 
一方、Veritas In Silico、Mマート、ウィルズ、JMC、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズなど8銘柄が年初来安値を更新。i-plug、リボミック、BBDイニシアティブ、AHCグループ、WOLVES HANDが売られた。
 
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