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反落スタート、コロナ感染拡大が重荷
【市況】東京株式(寄り付き)=反落スタート、コロナ感染拡大が重荷
【寄り付き概況】


 週末30日午前の日経平均株価は前日比104円53銭安の2万7677円89銭と反落して始まった。新型コロナウイルスの感染再拡大を背景に、政府が緊急事態宣言の対象地域を広げる見通しとなったことなどが嫌気されている。
 
前日の米株式市場は、NYダウが153ドル高と3日ぶりに反発。堅調な企業業績と米低金利政策の長期化観測などが好感された。ただ、東京市場では売りが優勢で日経平均株価は値を下げて始まった。為替は1ドル=109円40銭前後と前日夕方に比べ円高で推移している。
 
取引開始前に経済産業省が発表した6月鉱工業生産指数(速報)は、季節調整済みで前月比6.2%上昇し市場予想平均の同5.0%上昇を上回った。基調判断は「生産は持ち直している」を維持した。
 
 東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=109円台の半ば(29日は1ドル=109円86−87銭)、1ユーロ=130円台の前半(同130円40−44銭)で取引されている。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、4業種が高く、値上がりは鉱業、電気機器など。値下がり上位に医薬品、空運、不動産、陸運、ガラス・土石など。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに反落している。
 
個別では、ファナックが大幅安。アステラス、大日本住友が売られている。一方、村田製は買われている。エムスリーも高い。
 
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