兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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「また上手くできている」
「また上手くできている」

週末のNY株式市場で主要株価指数は上昇。
貿易摩擦への警戒感は後退したものの来週の各国金融政策決定会合を控えて方向感のない展開。
3市場の売買高は約60.5億株と比較的薄商いとなった。
G7サミットでは共同声明が出ない可能性も高いという見方もあった。
結局、通商政策を巡り米国と6カ国の意見対立が解消されないまま、かろうじて首脳宣言が採択された。
しかしトランプ米大統領がカナダのトルドー首相の発言に立腹、一転して宣言を承認しないとコメント。
カナダ、日本、ドイツに打撃を与える可能性のある自動車輸入関税の導入も示唆。
週明けの影響は気にかかるところ。
もっとも「投資家が消化すべき材料は多くある。
しかし、経済には力強さがなお見られ、投資家は引き続きそこに引き寄せられる」という声もある。
確かに業績面は好調。今年の売上高の伸びは7%を上回る見込み。
今年の米企業の増益率は22.2%の見通しだ。
週間ではS&P500が1.62%高、NYダウは2.76%高、NASDAQは1.21%高。
国債利回りはやや低下。
ドル円は109円台半ばで推移。
 
 
日経平均は4日続伸のあと週末下落。
「メジャーSQ通過に伴う虚脱感。
G7サミット、米朝首脳会談と米欧日金融会合といった重要イベントを控えた警戒感」と材料は満載だ。
週間では約523円を超える大幅上昇で週足は3週ぶりの陽線。
「25日線や26週線など、テクニカル面での注目の節目も上回った」という声も聞こえる。
一方でマザーズ指数は年初来安値を更新。
明暗分かれた格好だ。
SQ値22825円を上抜けて追われなかったところは週末の弱さだった。
25日線からは0.5%のプラスかい離。
騰落レシオは96.90%。
空売り比率は40.3%と40%超。
シカゴ225先物終値は大証日中比10円高の22630円と力ない動き。
ドル円の109円台半ばも方向感を失っている。
G7は通過したもののトランプ大統領は首脳宣言を承認しないとコメント。
やんちゃなトップ会談のとばっちりを受けたくはない週初になろうか。
ただG7で株価が大きく影響を受けることはマレ。
いつものように通過して次のイベントを待つ姿勢だろう。
NT倍率の12.79倍は気にかかる。
メジャーSQに向けて高値が欲しかった向きが消えれば市場は自然体にならざるを得ない。
気学では「弱日柄にしてジリ安を見せること多し」。
またよくできている。
火曜の後場高に期待だろうか。
 
土曜の日経朝刊「平成の30年、陶酔の先に」。
サブタイトルは「海外勢が席巻、株取引に変革の波」。
海外投資家の株式保有比率。
1989年4.2%→2017年30.1%。
海外投資家の売買シェア。
1989年12.1%→2017年69.3%。
いずれも大きな伸びとなった。
7割の売買シェアを持つ投資家が3割の株しか持っていないというのも現実。
ココが東京市場の弱さの一因だろう。
そしてこれらを助長・支援したのが「金融ビッグバン・アローヘッド・ヘッジファンド」。
時価会計も四半期決算も同様だろう。
しかし「空洞化感」は拭えないのも現実。
「ヘッジファンドを巻き込んだ外資系証券はアルゴリズムを導入。
そして個人顧客の注文はボイスから電子になり証券業は装置産業化した」。
これが歴史だ。
新しい時代は、新たな姿の市場が必要であることは間違いない。
「市場と企業の活性化に日本のマネーを日本の運用者が動かす姿が不可欠」。
これは理想の道だ。
しかし・・・。
「欲望」を素直に表現する海外勢と「欲望を学問に転嫁」する東京の差が歴然としている。
経済紙が「日の丸トレーダー」なんて勇ましい言葉を使って自慰的表現をしている間は無理だろうが・・・。
 
NYダウは75ドル高の25316ドルと3日続伸。
NASDAQは10ポイント高の7645ポイントと反発。
S&P500は8ポイント高の2779ポイントと反発。
ダウ輸送株指数は95ポイント高の10938ポイント。
3市場の売買高は60.5億株と増加。
CME円建ては大証比10円高の22630円。
ドル建ては大証比50ポイント高の22670ポイント。
225先物大証夜間取引は日中比30円高の22650円。
ドル円は109.47円。
10年国債利回りは2.937%。
 
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
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(兜町カタリスト櫻井)