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78円高と買い優勢、米株高受け
【市況】東京株式(寄り付き)=78円高と買い優勢、米株高受け
【寄り付き概況】


27日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比78円64銭高の2万7911円93銭だった。26日の米株式市場で主要3指数がそろって最高値を更新。米株高を受け、日本株にも買いが先行している。今後、本格化する企業決算発表への期待も相場の支えとなっている。
東京株式市場では新型コロナウイルスの感染拡大が警戒されるものの、企業の決算発表本格化を控え、好業績期待株への物色ニーズが全体相場を支えている。しかし、上値も重い状況で、前日に急落した中国や香港などアジア株市場の動向も警戒され神経質な地合いを強いられそうだ。あすまでの日程で行われるFOMCの結果を見極めたいとの思惑も買い手控え要因となりやすい。
 
また、2万8000円前後では、利益確定の売りが出やすい。指数寄与度の大きいソフトバンクグループが一時7000円を割り込み、年初来安値を更新しているのも日経平均の重荷になっている。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はいずれも続伸している。
 
業種別では、日本製鉄、JFEなどの鉄鋼株や、INPEX、石油資源などの鉱業株が上昇。三井金属、住友鉱などの非鉄金属株や、出光興産、ENEOSなどの石油石炭製品株も高い。第一生命HD、東京海上などの保険株や、AGC、TOTOなどのガラス土石株も上げている。
 
個別では、リクルート、ダイキン、東エレク、アドテスト、京セラが高い。半面、日東電、KDDI、エーザイ、楽天グループが安い。
 
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