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上値の重い展開

上値の重い展開
 
18日の日経平均株価は小幅ながら11日ぶりに反落。
日経平均の連騰記録は10でストップ。前引けまではプラスで、総じて動意も乏しかっただけに残念な動き。

19日の東京株式市場で、主要株価指数は上値の重い展開か。
明日はFOMCの結果およびパウエル議長会見を受けた米国株の動向に大きく左右されるだろう。
今回0.25%の利下げは確実とみられているが、注目点は先の利下げ見通し。
FRBは7月の利下げを予防的な措置と位置づけており、利下げが早期で終了するとの見方が強まるようだと、失望売りに押される展開が想定される。
先の利下げに含みを残しつつ、一方で米国のファンダメンタルズもそこまで悪くはないとのメッセージが届けられるようだと、株式市場にはポジティブな影響が期待できる。
 
また明日は、日銀金融政策決定会合の結果も発表される。
現状維持ならば、FOMC後の反応を増幅する可能性が高いと考える。
 
日経平均も上下どちらかに大きな動きが出てくる可能性がある。下の場合は、もたつきそうだが、上の場合は早々に4月につけた年初来高値(22362円)を更新し、上昇加速の展開を予想する。
 
 
■テクニカル・ポイント(18日現在)
 
22842.25  ボリンジャー:+3σ(26週)
22792.03  ボリンジャー:+3σ(13週)
22560.12  ボリンジャー:+3σ(25日)
22345.24  ボリンジャー:+2σ(26週)
22286.69  ボリンジャー:+2σ(13週)
22016.58  ボリンジャー:+2σ(25日)
 
21960.71  ★日経平均株価18日終値
 
21848.24  ボリンジャー:+1σ(26週)
21783.30  6日移動平均線
21781.34  ボリンジャー:+1σ(13週)
21698.33  均衡表雲上限(週足)
21597.76   新値三本足陰転値
21473.04  ボリンジャー:+1σ(25日)
21414.51  均衡表転換線(日足)
21393.09  均衡表雲下限(週足)
21351.24  26週移動平均線
21276.00  13週移動平均線
21236.84  均衡表基準線(週足)
21216.29  200日移動平均線
21142.49  75日移動平均線
 
 
ザラ場高値が昨日高値に届かず、ローソク足は陰線を引き、終値は再び22000円を割り込んだ。一方、ザラ場安値は9営業日連続で切り上がり、根強い買い需要を示した。
25日線との上方乖離率は4.92%、RSI(14日ベース)は91.84%(昨日94.72%)と依然、過熱ゾーンにある。一目均衡表で基準線が横ばいとなって上昇一服を示唆し、ボリンジャーバンドでは8営業日ぶりに終値が+2σを下回った。
 
ストキャスティクスは、ともに下向きの%Kが%Dを下回ってボックス上限到達後の反落開始を示唆しており、目先は短期的な調整圧力が強まりやすいだろう。
 
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