63円安と小反落、米景気警戒し、値を消す
東京株式(前引け)=63円安と小反落、米景気警戒し、値を消す

7日前引けの日経平均株価は反落、前週末比63円57銭安い2万1346円63銭で取引を終えた。
朝方は、買い優勢で始まったあと値を消し、日経平均はマイナス圏で着地した。
前週末の米国株市場では9月の米雇用統計で失業率が50年ぶり低水準となったことを受けて、米景気に対する行き過ぎた懸念が後退、NYダウが大幅高となったことを受け東京株式市場も朝方は主力株中心に買いが先行した。
米アップルのスマートフォン増産報道を受け、TDKや村田製、太陽誘電といった関連株が買われるなど個別物色の動きもみられた。
しかし、その後は今週10〜11日に行われる米中貿易協議の動向などを見極めたいとの思惑から、上値の重い展開となった。
また、中国当局者による通商合意に消極的な姿勢を示しているとの報道のほか、香港デモの影響や北朝鮮の非核化を巡る米朝実務者協議での対立なども買い手控え要因につながっているようである。明日休場明けとなる中国や上海市場の動向も見極めたいところであろう。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で7092億円と前週末の同時点(7856億円)も下回り低調だった。売買高は4億5313万株だった。
東証1部の値下がり銘柄数は1295と全体の6割にのぼった。値上がり銘柄数は736、変わらずは121銘柄だった。

業種別株価指数(33業種)は、水産・農林業、ゴム製品、鉱業などが下落し、上昇は陸運業、情報・通信業、小売業。
個別では、キーエンスが軟調、東京エレクトロン、信越化も売り優勢。オリンパスや京セラ、エプソンも安い。ファーストリテイリングも値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも冴えない。サカタのタネが大幅安、ネクステージ、日本エンタープライズなども売られた。
半面、ソフトバンクグループ(SBG)やリクルート、エムスリーが上昇、村田製作所が堅調、TDKも買いが優勢、吉野家ホールディングスが値を飛ばし、スクウェア・エニックス・ホールディングスも高い。システムインテグレータはストップ高、アルテックも大幅高となった。
東証2部株価指数は続伸、前週末比31.77ポイント高の6597.88ポイントだった。
出来高3948万株。値上がり銘柄数は201、値下がり銘柄数は154となった。
個別では、富士ソフトサービスビューロが一時ストップ高となった。日本ケアサプライ、アヲハタ、田岡化学工業、ケミプロ化成、イトーヨーギョーなど9銘柄は年初来高値を更新した。天昇電気工業、ビート・ホールディングス・リミテッド、YE DIGITAL、インスペック、アクロディアが買われた。
一方、ボーソー油脂、兼房、日本フェンオールが年初来安値を更新した。レオクラン、ぷらっとホーム、京進、岡野バルブ製造、省電舎ホールディングスが売られた。

朝方は、買い優勢で始まったあと値を消し、日経平均はマイナス圏で着地した。
前週末の米国株市場では9月の米雇用統計で失業率が50年ぶり低水準となったことを受けて、米景気に対する行き過ぎた懸念が後退、NYダウが大幅高となったことを受け東京株式市場も朝方は主力株中心に買いが先行した。
米アップルのスマートフォン増産報道を受け、TDKや村田製、太陽誘電といった関連株が買われるなど個別物色の動きもみられた。
しかし、その後は今週10〜11日に行われる米中貿易協議の動向などを見極めたいとの思惑から、上値の重い展開となった。
また、中国当局者による通商合意に消極的な姿勢を示しているとの報道のほか、香港デモの影響や北朝鮮の非核化を巡る米朝実務者協議での対立なども買い手控え要因につながっているようである。明日休場明けとなる中国や上海市場の動向も見極めたいところであろう。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で7092億円と前週末の同時点(7856億円)も下回り低調だった。売買高は4億5313万株だった。
東証1部の値下がり銘柄数は1295と全体の6割にのぼった。値上がり銘柄数は736、変わらずは121銘柄だった。

業種別株価指数(33業種)は、水産・農林業、ゴム製品、鉱業などが下落し、上昇は陸運業、情報・通信業、小売業。
個別では、キーエンスが軟調、東京エレクトロン、信越化も売り優勢。オリンパスや京セラ、エプソンも安い。ファーストリテイリングも値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも冴えない。サカタのタネが大幅安、ネクステージ、日本エンタープライズなども売られた。
半面、ソフトバンクグループ(SBG)やリクルート、エムスリーが上昇、村田製作所が堅調、TDKも買いが優勢、吉野家ホールディングスが値を飛ばし、スクウェア・エニックス・ホールディングスも高い。システムインテグレータはストップ高、アルテックも大幅高となった。
東証2部株価指数は続伸、前週末比31.77ポイント高の6597.88ポイントだった。
出来高3948万株。値上がり銘柄数は201、値下がり銘柄数は154となった。
個別では、富士ソフトサービスビューロが一時ストップ高となった。日本ケアサプライ、アヲハタ、田岡化学工業、ケミプロ化成、イトーヨーギョーなど9銘柄は年初来高値を更新した。天昇電気工業、ビート・ホールディングス・リミテッド、YE DIGITAL、インスペック、アクロディアが買われた。
一方、ボーソー油脂、兼房、日本フェンオールが年初来安値を更新した。レオクラン、ぷらっとホーム、京進、岡野バルブ製造、省電舎ホールディングスが売られた。