下落、新型コロナ拡大を懸念
東京株式(前引け)=下落、新型コロナ拡大を懸念

25日午前の日経平均株価は続落し、前日比299円52銭安の2万2234円80銭で前場を終えた。
前日の米国株市場で新型コロナウイルス感染拡大を嫌気してNYダウやナスダック総合指数など主要株価指数が大幅反落したことで、東京株式市場でもリスクオフの展開を強いられている。時間外取引の米株先物の下落も悪材料となった。輸出株、内需株を問わず、時価総額の大きい銘柄への売り圧力が強かった。日経平均の下げ幅は一時360円を超えた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。
米国内で24日の新型コロナの新規感染者数が過去最多を記録したと伝わるなか、米ニューヨーク州のクオモ知事は感染者数の多い州からの旅行者について、14日間の自主隔離を求める方針を示した。移動制限が米経済の回復に水を差すとの見方が広がり、投資家心理は再び冷え込んでいる。
外国為替市場で1ドル=107円台で推移するなど円安に振れていることもあって、朝方は下げ渋る動きもみせていたが、前場後半に売り直された。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆1467億円、売買高は6億6369万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1670と、全体の8割弱を占めた。値上がりは430、変わらずは67銘柄だった。

業種別株価指数(全33業種)は情報・通信業、輸送用機器、銀行業、空運業などが下落し、精密機器だけが上昇した。
個別では、三井不や住友不、菱地所など不動産株が安い。JALやANAHDなど空運株の下げも目立った。トヨタ、マツダやSUBARUが下落し、ソフトバンクGが売られ、ファストリ、ファミマ、京セラ、ファナック、村田製、キーエンスなど値がさ株の一角も売られた。三菱UFJ、三井住友が大幅安となり、オリックスも値下がりした。
半面、デジタルカメラを中心とする映像事業を投資ファンドに売却すると発表したオリンパスが急伸。中外薬やテルモが上昇し、NEC、楽天、HOYAが買われた。
東証2部株価指数は前日比20.85ポイント安の6652.00ポイントと反落した。
出来高1億0413万株。値上がり銘柄数は108、値下がり銘柄数は291となった。
個別では、篠崎屋、アドテック プラズマ テクノロジー、ウイルテック、ツインバード工業、アルメディオが売られた。
一方、JESCOホールディングス、GMOペパボ、いい生活<3796>が一時ストップ高と値を飛ばした。北海道コカ・コーラボトリング、キーウェアソリューションズ、ジーエルサイエンス、セーラー万年筆など6銘柄は年初来高値を更新。鈴与シンワート、クレアホールディングス、サンコー、指月電機製作所、西菱電機が買われた。

25日午前の日経平均株価は続落し、前日比299円52銭安の2万2234円80銭で前場を終えた。
前日の米国株市場で新型コロナウイルス感染拡大を嫌気してNYダウやナスダック総合指数など主要株価指数が大幅反落したことで、東京株式市場でもリスクオフの展開を強いられている。時間外取引の米株先物の下落も悪材料となった。輸出株、内需株を問わず、時価総額の大きい銘柄への売り圧力が強かった。日経平均の下げ幅は一時360円を超えた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。
米国内で24日の新型コロナの新規感染者数が過去最多を記録したと伝わるなか、米ニューヨーク州のクオモ知事は感染者数の多い州からの旅行者について、14日間の自主隔離を求める方針を示した。移動制限が米経済の回復に水を差すとの見方が広がり、投資家心理は再び冷え込んでいる。
外国為替市場で1ドル=107円台で推移するなど円安に振れていることもあって、朝方は下げ渋る動きもみせていたが、前場後半に売り直された。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆1467億円、売買高は6億6369万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1670と、全体の8割弱を占めた。値上がりは430、変わらずは67銘柄だった。

業種別株価指数(全33業種)は情報・通信業、輸送用機器、銀行業、空運業などが下落し、精密機器だけが上昇した。
個別では、三井不や住友不、菱地所など不動産株が安い。JALやANAHDなど空運株の下げも目立った。トヨタ、マツダやSUBARUが下落し、ソフトバンクGが売られ、ファストリ、ファミマ、京セラ、ファナック、村田製、キーエンスなど値がさ株の一角も売られた。三菱UFJ、三井住友が大幅安となり、オリックスも値下がりした。
半面、デジタルカメラを中心とする映像事業を投資ファンドに売却すると発表したオリンパスが急伸。中外薬やテルモが上昇し、NEC、楽天、HOYAが買われた。
東証2部株価指数は前日比20.85ポイント安の6652.00ポイントと反落した。
出来高1億0413万株。値上がり銘柄数は108、値下がり銘柄数は291となった。
個別では、篠崎屋、アドテック プラズマ テクノロジー、ウイルテック、ツインバード工業、アルメディオが売られた。
一方、JESCOホールディングス、GMOペパボ、いい生活<3796>が一時ストップ高と値を飛ばした。北海道コカ・コーラボトリング、キーウェアソリューションズ、ジーエルサイエンス、セーラー万年筆など6銘柄は年初来高値を更新。鈴与シンワート、クレアホールディングス、サンコー、指月電機製作所、西菱電機が買われた。