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大幅続落でスタート、米株安で
【市況】東京株式(寄り付き)=大幅続落でスタート、米株安で
【寄り付き概況】

 
16日の日経平均株価は大幅続落で始まった。始値は前日比482円13銭安の3万8750円67銭。
 
前日の欧州株市場では主要国の株価指数が総じて上昇したものの、米国株市場では朝高後に値を崩す展開となった。
 
NYダウが6日続落と下げ止まらず、この日はハイテク株の下げが目立ちナスダック総合株価指数の下落率はダウを大きく上回った。3月の米小売売上高が事前予想を上回り、FRBによる早期利下げ期待が一段と後退、米10年債利回りが4.6%台まで上昇し売りに拍車をかけた。東京市場ではこれを受けてリスク回避の売り圧力が優勢だ。
 
日経平均株価は寄り付きでフシ目の3万9000円台を割り込んだ。外国為替市場では1ドル=154円台まで円安が加速しているが、これを拠りどころに押し目買いを入れる動きもまばらとなっている。
 
株式の相対的な割高感が意識され、ハイテク株の売りを促した。東京株式市場でも東エレク、アドテスト、ソフトバンクグループ(SBG)などに売りが先行している。
 
外国為替市場では円相場が1ドル=154円台まで下落したが、リスク回避の株売りが広がるなかで、トヨタやホンダなど自動車株も売りに押されている。
 
東証株価指数(TOPIX)は下落している。
 
個別では、ファストリ、信越化、TDK、レーザーテクが安い。半面、オリンパス、ニデック、東宝、コニカミノルが高い。

 
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