値上がり優勢、約3カ月半ぶりの高値
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【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、約3カ月半ぶりの高値
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東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreともに続伸。東証マザーズ指数の終値は前週末比6.01ポイント(0.84%)高い724.56となり、約3カ月半ぶりの高値を付けた。米長期金利が低下傾向となっており、高PER(株価収益率)株を中心に国内の新興企業株に買いが入った。
市場では「米長期金利の上昇に伴う調整が終わり、グロース(成長)株への見直し買いは続きそうだ」(ネット証券)との声があった。
東証グロース市場では、ビジョナルやJTOWER、M&A総研が上昇した。一方、データHRやGAテクノ、BASEが下落した。
値上がり銘柄数295、値下がり銘柄数161と、値上がりが優勢だった。
個別ではEduLab、メディアシーク、HOUSEI、M&A総合研究所がストップ高。ティーケーピー、ユナイテッド&コレクティブ、ドリコム、クラウドワークス、パワーソリューションズなど14銘柄は年初来高値を更新。ジェイフロンティア、TDSE、ミクリード、Finatextホールディングス、HANATOUR JAPANが買われた。
一方、unerry、さくらさくプラス、グッドパッチが年初来安値を更新。データホライゾン、アズーム、ストリームメディアコーポレーション、I−ne、スポーツフィールドが売られた。