27円高と小幅続伸 IPO再開が下支え
東京株式(前引け)=27円高と小幅続伸 IPO再開が下支え

24日午前の日経平均株価は小幅に続伸した。午前終値は前日比27円58銭高の2万2576円63銭。
前日の米国株高に加え、新規株式公開(IPO)の再開を受け個人がリスク選好姿勢を強め、買いが優勢となり一時110円超上げた。
ただ、新型コロナウイルス感染症の拡大が世界的に続いていることも買い手控え要因となっており、日経平均は強含みながら前日終値に近い水準で売り買いを交錯させている。
外国為替市場で円相場が1ドル=106円台半ばと円高・ドル安が進んだため、上値の重さも目立った。
米国では「GAFA」に代表される情報技術関連銘柄に買いが集中し、ナスダック総合指数などの上昇をけん引。こうした米国株の動きが日経平均先物の買いを誘い、東京株式市場でも日経平均への寄与度が高い銘柄に短期運用の投資家の資金が集中している。「買われている銘柄の性質は少し違うが、日米ともに特定銘柄の動きだけが目立つ。短期筋しか動いていないのだろう」という。
前日の米国株は取引終了にかけて上げ幅を縮めており、「今夜の米株反落を警戒して、後場は売りが強まるかもしれない」との指摘もあった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反落した。
値上がり銘柄数を値下がりが上回り、TOPIXはマイナス圏で着地している。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で9649億円、売買高は5億6608万株と低調だった。東証1部の値上がり銘柄数は704、値下がりは1351、変わらずは100だった。

業種別株価指数(33業種)は、精密機器、輸送用機器などが上昇。海運業、石油・石炭製品、電気・ガス業、鉱業などは下落した。
個別では、ファーストリテイリングが堅調、トヨタ自動車も上昇した。レーザーテック、富士通やエムスリー、オリンパスが高い。東海ソフトは値上がり率トップに買われた。ガンホー・オンライン・エンターテイメント、カナミックネットワークも値を飛ばした。
半面、ソフトバンクグループ(SBG)が冴えず、オリエンタルランドも売りに押された。中外薬、富士フイルムホールディングスも軟調。西松屋チェーンが大幅安となり、レオパレス21も下落した。
東証2部株価指数は前日比60.29ポイント高の6672.19ポイントと反発した。
出来高1億1380万株。値上がり銘柄数は199、値下がり銘柄数は185となった。
個別では、アルメディオがストップ高。北海道コカ・コーラボトリング、プレミアムウォーターホールディングス、篠崎屋、GMOペパボ、サイオスなど8銘柄は年初来高値を更新。省電舎ホールディングス、指月電機製作所、NCS&A、ギグワークス、ソマールが買われた。
一方、タカトリ、明治機械、田岡化学工業、日本アビオニクス、ウインテストが売られた。

24日午前の日経平均株価は小幅に続伸した。午前終値は前日比27円58銭高の2万2576円63銭。
前日の米国株高に加え、新規株式公開(IPO)の再開を受け個人がリスク選好姿勢を強め、買いが優勢となり一時110円超上げた。
ただ、新型コロナウイルス感染症の拡大が世界的に続いていることも買い手控え要因となっており、日経平均は強含みながら前日終値に近い水準で売り買いを交錯させている。
外国為替市場で円相場が1ドル=106円台半ばと円高・ドル安が進んだため、上値の重さも目立った。
米国では「GAFA」に代表される情報技術関連銘柄に買いが集中し、ナスダック総合指数などの上昇をけん引。こうした米国株の動きが日経平均先物の買いを誘い、東京株式市場でも日経平均への寄与度が高い銘柄に短期運用の投資家の資金が集中している。「買われている銘柄の性質は少し違うが、日米ともに特定銘柄の動きだけが目立つ。短期筋しか動いていないのだろう」という。
前日の米国株は取引終了にかけて上げ幅を縮めており、「今夜の米株反落を警戒して、後場は売りが強まるかもしれない」との指摘もあった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反落した。
値上がり銘柄数を値下がりが上回り、TOPIXはマイナス圏で着地している。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で9649億円、売買高は5億6608万株と低調だった。東証1部の値上がり銘柄数は704、値下がりは1351、変わらずは100だった。

個別では、ファーストリテイリングが堅調、トヨタ自動車も上昇した。レーザーテック、富士通やエムスリー、オリンパスが高い。東海ソフトは値上がり率トップに買われた。ガンホー・オンライン・エンターテイメント、カナミックネットワークも値を飛ばした。
半面、ソフトバンクグループ(SBG)が冴えず、オリエンタルランドも売りに押された。中外薬、富士フイルムホールディングスも軟調。西松屋チェーンが大幅安となり、レオパレス21も下落した。
東証2部株価指数は前日比60.29ポイント高の6672.19ポイントと反発した。
出来高1億1380万株。値上がり銘柄数は199、値下がり銘柄数は185となった。
個別では、アルメディオがストップ高。北海道コカ・コーラボトリング、プレミアムウォーターホールディングス、篠崎屋、GMOペパボ、サイオスなど8銘柄は年初来高値を更新。省電舎ホールディングス、指月電機製作所、NCS&A、ギグワークス、ソマールが買われた。
一方、タカトリ、明治機械、田岡化学工業、日本アビオニクス、ウインテストが売られた。