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売り優勢でスタート、欧米株安を引き継ぎ
【市況】東京株式(寄り付き)=売り優勢でスタート、欧米株安を引き継ぎ
【寄り付き概況】

 22日の日経平均株価は、前週末比127円32銭安の2万9618円55銭と反落してスタート。前週末19日に反発した反動や、戻り待ちの売りが優勢となったもよう。
 
前週末の米国株市場では主要株指数が高安まちまちの展開で、米長期金利の低下を背景にナスダック総合指数は続伸し過去最高値を更新したが、NYダウは270ドル近い下げで3日続落となった。欧州ではここにきて新型コロナウイルスの感染再拡大が顕著で、オーストリアではロックダウンが再び導入されるなど経済への影響が懸念され、前週末の欧州株は軒並み安となっている。
 
東京株式市場ではこの流れを引き継ぎ、足もと主力株中心に買いポジションを低くする動きが予想される。前週末に岸田政権の打ち出す経済対策の内容が明らかとなったが、事前に織り込みが進んでおり全体への影響は限られそうだ。国内に新たな買い手掛かり材料は乏しく、米株価指数先物の値動きなどに左右されやすい地合いとなりそうだ。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末19日の大阪取引所清算値比155円安の2万9625円だった。
 
東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=114円台の前半(前週末19日は1ドル=114円36−37銭)、1ユーロ=128円台の半ば(同129円72−76銭)で取引されている。
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