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日経ジャスダック平均は3日続伸、出遅れ物色の動き
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は3日続伸、出遅れ物色の動き
 

日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比9円69銭高い3593円03銭となり、連日で年初来高値を更新した。
2018年12月5日以来およそ11カ月半ぶりの高値水準。指数が高値圏にある中でも、内需株中心の新興銘柄には東証1部のハイテク関連株などに比べ出遅れ感が残っているとの見方が多い。19日も個人投資家などによる出遅れ物色の動きが優勢だった。
香港・ハンセン指数や前日の米主要株価指数などの上昇も投資家心理を支えた。
決算シーズンが終わりを迎え、「個人投資家の短期の利ざや狙いの対象が東証1部市場銘柄から値動きのある新興市場銘柄に移った」という。
市場からは「1部市場の上げ相場で稼いだ個人投資家には余力があり、しばらく新興市場は個別物色の動きが下支えする」との指摘も出ていた。

ジャスダック市場の売買代金は概算で567億円、売買高は1億2966万株。値上がり銘柄数は318、値下がり銘柄数は296となった。
 
個別では、栄電子がストップ高。ワイエスフード、トレードワークスは一時ストップ高と値を飛ばした。シンクレイヤ、常磐開発、大成温調、日本サード・パーティ、アズマハウスなど23銘柄は年初来高値を更新。AKIBAホールディングス、nms ホールディングス、日本色材工業研究所、シグマ光機、新潟放送が買われた。
 
一方、中京医薬品が年初来安値を更新。レカム、新都ホールディングス、遠州トラック、HAPiNS、トレイダーズホールディングスが売られた。
 
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