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前日の終値近辺で小動き
【市況】東京株式(後場寄り付き)=前日の終値近辺で小動き
【後場寄り付き概況】

28日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比3円25銭高の2万3441円02銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、1.46ポイント安の1709.52で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに前日の終値近辺で小幅な値動き。
トランプ米大統領の「香港人権・民主主義法案」への署名を受け、米中関係の行方を見極めようと、模様眺め気分の強い展開が続いている。
28日の米感謝祭の祝日の前後に休みをとる市場参加者が多いほか、新規材料に乏しく、持ち高を一方向に傾ける動きは見られない。
 
外国為替市場で円相場が1ドル=109円台半ばと円安・ドル高に振れており、買い安心感につながっている。昼休み時間帯に中国・上海株式相場が下げ幅を広げるなどアジア株が軟調に推移したことが、投資家心理の重荷となっている。
 
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で8722億円と前日の同時点(9769億円)を下回った。売買高は5億5462万株だった。
 
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は174億円成立した。
 
個別では、トヨタが小締まり、日立、パナソニックは大幅高で、東エレク、SUMCOも堅調。ソフトバンクGが小高く、三菱UFJは底堅い。スズキは上げ幅拡大。京セラや信越化、中外薬、JTが値を上げ、資生堂は買い優勢。
 
半面、ソニーが甘く、アドテストは下げ幅を拡大。村田製、ファナック、キーエンスや安川電が安い。ホンダもさえない。ファーストリテが軟調で、リクルートHDは下落している。
 
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