上値の重い展開か
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上値の重い展開か |
あす24日の日経平均株価は上値の重い展開か。
根強い先高観を背景に海外投資家の日本株買いが続くようなら、堅調相場への復帰も想定されるが、外部要因によっては利益確定売りが出やすい状況に変わりはないとみられる。なお、日本時間今夜には米5月S&Pグローバル製造業PMI(購買担当者景気指数)などが発表され、米国株の反応が注目されるだろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(23日現在)
32052.01 ボリンジャー:+3σ(13週)
31723.89 ボリンジャー:+3σ(25日)
31568.00 ボリンジャー:+3σ(26週)
30957.77 ★日経平均株価23日終値
30921.26 ボリンジャー:+2σ(13週)
30903.14 ボリンジャー:+2σ(25日)
30560.58 6日移動平均線
30331.09 ボリンジャー:+2σ(26週)
30190.62 均衡表転換線(日足)
30093.59 新値三本足陰転値
30082.38 ボリンジャー:+1σ(25日)
29790.51 ボリンジャー:+1σ(13週)
29652.27 均衡表基準線(日足)
29356.13 均衡表転換線(週足)
29261.63 25日移動平均線
29094.19 ボリンジャー:+1σ(26週)
28659.76 13週移動平均線
28507.21 均衡表基準線(週足)
28440.88 ボリンジャー:-1σ(25日)
28193.88 75日移動平均線
27857.28 26週移動平均線
27770.70 均衡表雲上限(日足)
昨日に続いてバブル後の高値を更新した後は値を消してローソク足は陰線を引いたが、安値は昨日水準や5日移動平均線を上回り、上昇トレンド継続を示唆した。一方、TOPIXは高値更新後に陰線を描き、終値が前日陽線の胴体部分中央を下回る「かぶせ線」を示現したため、天井圏到達の可能性に警戒が必要となってきた。東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は16日の148.85%から本日122.71%まで5日連続で低下して過熱感解消のスタートを窺わせており、日経平均は25日線との乖離率(本日5.80%)縮小を待つ形でのスピード調整局面を迎える可能性があるだろう。